
「サポーターは疑問」なぜ欧州名門が20歳日本人FWの獲得を狙っているのか「機動力とユーティリティ性を評価」「素晴らしい補強になる」
日本代表FWの後藤啓介は、シント=トロイデン(STVV)での活躍が注目されている。欧州主要リーグの関心を誘うのも当然だ。
ベルギーリーグで得点ランク首位に立つ後藤は、2位につけるチームをけん引している。先日、その後藤にプレミアリーグやブンデスリーガのクラブが注目しているとの報道が浮上した。「代理人がロンドンで予備交渉を行なった」との報道もある。
そのひとつが、プレミアリーグの名門トッテナムだ。『EPL Index』は2月20日、「彼の機動力とユーティリティ性を評価していると言われる」と報じている。
「候補リストにあがっていたのは、相手守備を広げられ、基準点として成長できるような、機動力のある多才なストライカーだ。クラブは『高い潜在能力とフィジカルの素質でチームにとって素晴らしい補強になる』と考えている」
今季のトッテナムがプレミアリーグで16位と苦戦しているのは周知のとおりだ。だが、同メディアは「スパーズのリーグでの順位は良いものではない。降格圏付近にいながら未来を計画するのは現実的でないみたいだが、野心の表れでもある」と続けた。
「ゴトウのプロフィールは、ファンが期待してきたモデルに合う。若くて上昇曲線にあり、現実的な移籍金。1500~2000万ユーロ(約27億~36億円)なら管理可能なリスクと思われる」
EPL Indexは「20歳の選手がすぐにプレミアリーグのインテンシティに適応できるのか。現在の不安定さがチームに馴染む妨げにならないか。補強は監督の意向と一致していなければいけないはずだと、サポーターには現実的な疑問があるだろう」と伝えている。
「それでも、停滞するより大胆であるほうが好ましい。スパーズが前線の再編成に本気で、価格高騰の前にタレントを見いだそうというなら、それは理にかなっている。ファンが強く求めているのは、方向性を定めることだ。狙いを定めた賢い補強なら、クラブが生き残りだけでなく、復調に向けて考えていることを意味しているだろう」
有望な若手に主要リーグのクラブが目をつけるのは当然だ。移籍が実現に至るかは分からない。ただ、後藤がこのまま活躍を続ければ、夏に去就が騒がれるのは確かだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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