現地時間2月20日(日本時間21日、日付は以下同)にクリプトドットコム・アリーナで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズとロサンゼルス・レイカーズによる“LA対決”は、ホームのレイカーズが約41分間にわたってリードを保持し、125-122で勝利した。
試合は残り5分で5点差以内のクラッチゲームに突入し、クリッパーズが何度も1ポゼッション差まで詰め寄ったものの、レイカーズはルカ・ドンチッチとマーカス・スマートが加点。今季このシチュエーションで、リーグベストの16勝3敗(勝率84.2%)とした。
2連勝を飾ったレイカーズは、ドンチッチがゲームハイの38得点に6リバウンド、11アシスト、3スティール、オースティン・リーブスが29得点、6リバウンド、2スティール、レブロン・ジェームズが13得点、11アシスト、ディアンドレ・エイトンが13得点、7リバウンドをマーク。
22日にボストン・セルティックスに敗れたレイカーズは、現時点でウエスタン・カンファレンス5位の34勝22敗(勝率60.7%)。3位のデンバー・ナゲッツ(36勝22敗/勝率62.2%)とは1.0ゲーム差も、7位にいるフェニックス・サンズ(33勝25敗/勝率56.9%)が2.0ゲーム差につけており、激しい順位争いが展開されている。
そうしたなか、レジェンドのチャールズ・バークレー(元サンズほか)は、『ESPN』の番組『Inside the NBA』で、レイカーズをタイトルコンテンダーに挙げることはなかった。
「あのチームは平凡なクリッパーズに勝っただけ。テレビであの3人(ドンチッチ、レブロン、リーブス)が一緒にプレーしているというスタッツを流すことで、選手たちは注目するんだろうな。だが実際は、あの3人が一緒にプレーしても結局は勝てない」
22日の時点で、ウエストは昨季王者オクラホマシティ・サンダーが44勝14敗(勝率75.9%)でトップ、続いてサンアントニオ・スパーズが40勝16敗(勝率71.4%)で2位。3位のナゲッツはサンダーと8.0ゲーム差で、4位のヒューストン・ロケッツ(34勝21敗/勝率61.8%)は8.5ゲーム差、5位のレイカーズと6位のミネソタ・ティンバーウルブズ(35勝23敗/勝率60.3%)は9.0ゲーム差と、1.0ゲーム差の間に4チームがひしめき合っている。 プレーオフへストレートインできるのは、各カンファレンス6位以内でレギュラーシーズンを終えたチームのみ。ファーストラウンドでホームコート・アドバンテージを手にすることができるのは上位4チームだけだ。
もちろん、ここからレイカーズがトップ4に入ってプレーオフ初戦をホームで始められる可能性も十分あるが、バークレーはこう続けていた。
「あのチームが勝ち上がれるかどうかは、シード順次第だな。6位や7位、8位でデンバー、ヒューストン、オクラホマシティと対戦することになったら、レイカーズは勝てない。サンアントニオに勝てるかどうかさえわからないね。いや、言い換えよう。サンアントニオには勝てない。それにロケッツにも勝てないと思うね」
今季のレイカーズは、勝率5割超えのチーム相手に16勝14敗。ここまでナゲッツ相手には1勝0敗も、サンダーには2戦全敗、ロケッツには0勝1敗、スパーズとは1勝3敗と負け越している。
とはいえ、オールスターブレイク明け直後で決めつけるのはいかがなものか。同番組でホスト役を務めるアーニー・ジョンソンから、バークレーの話を聞いていたかと問われたリーブスは「あぁ、ちょっとだけね。まぁ誰だって自分の意見を持つ権利はあるでしょ」と、軽くあしらっていた。
レギュラーシーズンは残り約2か月。ここからは1試合の重みが増してくるだけに、目先の勝利へフォーカスしていくことが求められる。選手たちからすれば、外野の意見に耳を傾けて動揺することだけは避けたいところだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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