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今年のスタートは大変だぞ……レースを大きく左右する要素に。ラッセル「練習は最悪だったよ」

今年のスタートは大変だぞ……レースを大きく左右する要素に。ラッセル「練習は最悪だったよ」

メルセデスのジョージ・ラッセルは、テストでの2回のスタート練習はこれまでで最悪だったと語り、その点ではフェラーリが最強だと示唆した。

 レーススタート手順の変更はプレシーズン中の主な話題の一つだった。新パワーユニット(PU)はMGU-Hが廃止されたことにより、電気を使ってターボチャージャーを回すことができなくなった。そのためスタートで十分な加速をするために、少なくとも10秒間エンジンをしっかり回して過給圧を上げなければならない。

 パドックでも現状についての意見は分かれている。マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は安全対策は必須だと主張したが、フェラーリのルイス・ハミルトンは「危険ではない」と反論した。当然ながら、その主張には各チームの得意不得意を意識した政治的な動きも関係しているだろう。

 ラッセルはバーレーンテスト最終日にこの件について、次のように考えを述べている。

「僕たちには大きなポテンシャルがあると思うけど、レースに勝つためにはスタートダッシュもかなり上手くならなければならない」

「今週の2回のスタート練習は、F1でのこれまでの最悪のスタートよりも悪かった。11番グリッド(グリッド順で5番目)にいたルイスがトップになったんだ」

「だからこの段階では、どれだけ速いかは関係ないと思う。足を引っ張るのは、一番高いハードルになるんだ」

「僕たちは今、それを理解しようとしているけど、現時点ではいくつか行き詰まっているところだ」

 ラッセルが言及したのは、テスト中の定期的なシステムチェックの一環として、テスト2日目に行なわれたスタート練習の一幕だった。ハミルトンはそのスタートで数台をごぼう抜きし、一気にトップに立った。

「フェラーリのパワーユニットはスタートで非常に強力に見えた」とラッセルのチームメイト、アンドレア・キミ・アントネッリは語った。

「だけど、今日は多くの変更を加えた。グリッド後方でのスタートがかなり強くなったように感じたけど、当然ながらグリッド上で適切なテストを行なうことができなかった」

「でも正直に言うと、そこは僕たちにとって少し弱点だったんだ。手順が非常に複雑なので、とにかく正しく理解する必要がある。やるべきことはたくさんあるけど、今日は良い一歩を踏み出せたと思う」

 今季は特にシーズン序盤のレーススタートがより大きな違いを生むだろうというのが一般的な見方だ。手順のタイミングを間違えるとマシンがアンチストール状態に陥る可能性があるからだ。

 そのため、マクラーレンのオスカー・ピアストリは以前、大きくポジションを失う可能性があると主張しており、実際テストでのスタート練習により、順位が大きく変わる可能性があることが示された。

「昨日の(スタート練習)はそれほど悪くなかったと思う。最後尾だったけど、4台くらいは追い抜いたと思う。だから、今のところはすごくランダムな展開だと思う」とピアストリは金曜日に語った。

「僕たちはみんな、良いスタートを切る方法を学んでいるところだ。トラブルに巻き込まれると、大きな落とし穴に陥ることがある。だけどパワーと手順を管理するだけでも大変だ」

「スタートの仕方自体が昨年よりずっと難しくなっている。パワーもかなりあるし、MGU-Kが特定のポイントで効いてくるので、あらゆる角度から見てトリッキーになっている」

「現状では、正しいスタートを切っているチームもあれば、大きく間違っているチームもあると思う。だから最初の数レースは、今週のようなスタートになる可能性もあると思う」

「だけどもし、自分たちが悪い側にいたとしても、かなり早く収束していくはずだ」

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