現在のNBAにおいて、最高のポイントガードは誰か?この質問に対し、大半の人がルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)とシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)の名前を挙げるだろう。
では、この2人はどちらが上か?これについては意見が分かれるはずだ。
両選手とも抜群のスキルを武器に安定して1試合30得点を稼ぎ、アシストも多い。ことオフェンス面に関しては甲乙つけがたいと言えよう。
ただ、守備面はSGAの圧勝だ。常々ディフェンスが弱点だと言われているドンチッチに対し、SGAは最優秀守備選手賞の投票で複数の票を得るほどディフェンス面の評価も高い。この点を理由に、ドンチッチよりもSGAの方が上だと主張する人も多いだろう。
先日、現役引退を表明したクリス・ポールもその1人だ。サンダー時代にSGAと共闘した経験がある稀代の名司令塔は、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『7PM in Brooklyn with Carmelo Anthony』にゲスト出演した際に、SGAの方が上だと主張した上で、その理由をこう説明した。
「シェイは遠征の時でも、ジムに行くのが大好きなんだ。彼はあらゆるトレーニングを行ない、身体のケアを怠らない。そして、私たちが一緒にプレーしたその年(2019-20シーズン)、彼もディフェンスの重要性に気づき始めたと思う。
ロックダウンディフェンダーである必要はまったくないけど、チームメイトはただ、スター選手がディフェンスでも努力している姿を見たいだけなんだ。私は、ステフ(ステフィン・カリー/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やシェイ、そしてディフェンスにも少なからず注力しているすべての選手たちをとても尊敬しているよ」
絶対的エースでありながら、ディフェンスでも献身的にプレーするSGA。チームのNo.1プレーヤーが守備にも一切手を抜かないからこそ、そんな姿を見たチームメイトたちも守備に注力し、結果としてサンダーがリーグ最高のディフェンシブチームとして君臨できているのだろう。
そしてこの点がSGAとドンチッチの差であり、昨季のSGAがNBA優勝、シーズンMVP&ファイナルMVP受賞など、最高のシーズンを送ることができた理由と言えよう。
構成●ダンクシュート編集部
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