現地時間2月23日、デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで、サンアントニオ・スパーズとデトロイト・ピストンズが激突。“仮想ファイナル”として注目された一戦は、114-103でスパーズに軍配が上がった。
試合前時点で、42勝13敗でイースタン・カンファレンス1位のピストンズと、40勝16敗でウエスタン・カンファレンス2位のスパーズによるマッチアップ。
立ち上がりはデビン・ヴァッセルの3連続3ポイントとヴィクター・ウェンバンヤマのアリウープ&3ポイントで14-2とスパーズが先手を取るが、ピストンズも持ち前の堅守と途中出場のロン・ホランド二世の一挙9得点で立て直し、27-24と逆転して第1クォーターを終える。
第2クォーターはスパーズが取り返して57-55と2点差で迎えた後半、一気に試合が動く。
第3クォーター序盤はリードチェンジが続いたなか、同クォーター残り7分、ウェンバンヤマが相手エースのケイド・カニングハムのシュートをブロックし、直後にステフォン・キャッスルが3ポイントをヒット。ここからスパーズは18-8のランを展開して主導権を掌握すると、第4クォーターは11得点&4ブロックをあげたウェンバンヤマを中心に終始2桁リードを保って快勝した。
プレーオフさながらの熱戦を制したスパーズは、ヴァッセルが7本の3ポイントを含む28得点で攻撃を牽引したほか、ウェンバンヤマが21得点、17リバウンド、6ブロックと攻守に躍動。16得点、11アシストをあげつつ、多くの時間でカニングハムと対峙し、フィールドゴール成功率19.2%(5/26)の16得点に封じたキャッスルの貢献も光った。
試合後、ウェンバンヤマは「いいテストになった」と“仮想ファイナル”を振り返り、次のように語った。
「今夜は全員が連動できていた。それはスタッツ(先発5人が2桁得点)にも表われている。皆が結束し、試合を通して壁を打ち破ろうと戦い続けたからこそ、それぞれが輝くことができたんだ」
これでスパーズは今季最長の9連勝、2月に入って負けなしと絶好調。首位オクラホマシティ・サンダーとの差は2.5ゲームと、射程圏内に捉えている。
今後はイーストのチームとの敵地4連戦が続き、3月5日には6試合ぶりのホームで、再びピストンズを迎え撃つ。黄金時代の再来を目指す若き優勝候補にとって、次も「いいテスト」になりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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