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“65試合ルール”でMVP戦線に異常アリ?SGA、ヨキッチら本命が資格剥奪危機の中、カニングハムは「僕がMVPだと思ってる」<DUNKSHOOT>

“65試合ルール”でMVP戦線に異常アリ?SGA、ヨキッチら本命が資格剥奪危機の中、カニングハムは「僕がMVPだと思ってる」<DUNKSHOOT>

オールスターブレイク前の現地時間2月13日(日本時間14日、日付は以下同)に『NBA.com』へ公開された今季のMVP候補ランキングで、首位に立ったのはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(以降SGA/オクラホマシティ・サンダー)。2位にはニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が入った。

 昨季MVPに輝いたSGAは、リーグ2位の平均31.8点に4.4リバウンド、6.4アシスト、1.3スティールをマーク。過去3度の受賞を誇るヨキッチは、リーグ6位の平均28.8点に加えて12.5リバウンド、10.5アシストでリーグトップに君臨している。

 23日を終えた時点で、昨季王者サンダーはウエスタン・カンファレンスならびにリーグベストの44勝14敗(勝率75.9%)、ナゲッツがウエスト4位の36勝22敗(勝率62.1%)と、どちらもリーグ上位の戦績を残していることから、過去2年と同様に、今季もこの2選手がMVPの筆頭候補と言っていい。

 ただし、NBAには“65試合ルール”が存在する。これは、レギュラーシーズン82試合のうち65試合以上に出場できなければ、その選手はオールNBAチームやMVPといったアウォードの選出対象外になるというもの。
  現在、SGAは腹部の筋肉を負傷していて7戦連続で欠場中。計9試合を欠場しており、あと9試合欠場となれば対象外になる。一方のヨキッチも、昨年末に左ヒザを負傷したため16試合連続で欠場。今後2試合を欠場することになれば、こちらもアウォード対象から除外になる。

 では、その他の候補たちはどうなのか。23日にデトロイト・ピストンズを下し、破竹の9連勝を達成したサンアントニオ・スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマは、平均24.2点、11.3リバウンド、2.9アシスト、1.0スティールにリーグ最多の2.8ブロックをマークしている。

 ただ、スパーズのオールスタービッグマンもふくらはぎの負傷などで今季すでに14試合を欠場しており、あと4試合を欠場してしまうとアウォード対象から外れることとなる。

 また、今季リーグトップの平均32.8点に7.7リバウンド、8.5アシスト、1.5スティールを記録しているルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)も、現時点で12試合を欠場していて、安泰とは言えない状況にある。
  そこで注目したいのは、42勝14敗(勝率75.0%)でイースタン・カンファレンス首位を走るピストンズのケイド・カニングハムと、37勝19敗(勝率66.1%)でイースト2位につけるボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウン。

 今季のカニングハムは平均25.3点、5.8リバウンド、9.8アシスト、1.5スティールを記録しつつ、欠場は6試合のみ。ブラウンも平均29.2点、7.0リバウンド、4.9アシストをマークしながら、欠場は5試合のみとなっている。

 19日のニューヨーク・ニックス戦で、カニングハムは42得点、8リバウンド、13アシスト、2ブロックの大暴れ。試合後には「僕は自分がMVPだと思っている。僕の意見に賛同しないなら、それはあなたの意見だ」と、自信を覗かせていた。

 ブラウンについても、22日のレイカーズ戦で32得点、8リバウンド、7アシスト、3スティールをマークしたこともあり、相手のレブロン・ジェームズが「MVP争いで、なぜ彼の名前があまり話題にならないのか、俺には理解できないね。シーズン開幕から、彼らにチャンスがあるなんて誰も思っていなかった。で、彼は平均30点くらい?30点弱は残している。これじゃまるで人気投票みたいなものさ」と称えていた。
  もし今後SGAやヨキッチ、ウェンバンヤマ、ドンチッチの欠場数が18試合を超えた場合、イースト首位争いを演じるピストンズとセルティックスのベストプレーヤーたちが、MVP争いの主役に躍り出る可能性が高い。

 この結果によって、来季以降にリーグが“65試合ルール”へメスを入れるかもしれない。とはいえ、少なくとも今季のカニングハムとブラウンは、“MVP級”のパフォーマンスを見せているのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

【画像】シャック、アイバーソン、コビー、レブロン、カリー、ヨキッチ…2000年以降のMVPを受賞当時の写真で一挙振り返り!
配信元: THE DIGEST

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