ボクシング界の「神童」那須川天心が、よくわからない「天心節」を炸裂させた。
4月12日にファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とWBC世界バンタム級挑戦者決定戦で拳を交えることが決まった那須川は2月25日、都内のホテルで行われた記者会見に出席。昨年11月24日にWBC世界バンタム級王座決定戦を井上拓真と行い、判定負けを喫して以来の再起戦となる。
記者からは自身ではなく、他のボクサーの質問が飛ぶ。
「井岡(一翔)VS井上拓真。やればどうなると思いますか」
那須川は困った様子で、
「どうなんですかね…う~ん、どうなんだろ。どっちかが勝つと思います」
さらにメジャーリーガーの山本由伸と交流があることで「得たことは?」と聞かれると、
「ずっと高みを目指してるってのもありますし…哲学。だからボクシングとか野球をやってるんじゃなくて、僕は僕の哲学をやってると。そういうところに辿り着きましたね。哲学で戦います。俺の哲学を見に来て下さい」
再び質問は、他の選手にまつわるものに。かつてエキシビジョンで対戦したことのあるフロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)の現役復帰だ。
「金ないんじゃないですか。なんかいろいろ大変って聞きますけどね。しっかりと節税してください」
これは報道陣の笑いを大いに誘ったが、「井上一翔VS井岡一翔」が実現した際の「願望」を問われると、
「願望は、拓真選手に勝っていただかないと、僕の(リベンジの)ストーリーってものが(成り立た)ないので」
軽妙な切り返しとは異なり、白いジャケット、白いシャツを着た那須川の姿が、なんとしても白星を勝ち取るのだとう執念にも見えた。
同日、オリコンのYouTubeチャンネル「oricon」で、この模様の一部が公開されている。
(所ひで/ユーチューブライター)

