
俳優の吉岡里帆が2月25日、都内で開催された映画「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」ジャパンプレミアに、峯田和伸、若葉竜也、間宮祥太朗、中島セナ、大森南朋、中村獅童、宮藤官九郎(脚本)、田口トモロヲ監督と共に出席。本作や田口監督から得た“プレゼント”について語った。
■映画「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」
田口監督が10年振りにメガホンを取る本作は、事実を基にした青春音楽映画。ロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、とあるライブハウスへと足を運ぶカメラマンのユーイチを峯田、ユーイチが出会うバンド「TOKAGE」のボーカルであるモモを若葉がW主演で演じる。劇中の「TOKAGE」は実在のロックバンド「LIZARD」、「ロボトメイア」はロックバンド「ZELDA」をモデルとしている。

■吉岡「やれないと決めつけてはいけない」
吉岡が演じたロボトメイアのベーシスト、サチは、ロックバンド・ZELDAのベースを担当したチホこと小嶋さちほがモデル。
「ベース自体初めて」だったという吉岡は、「トモロヲさんが私のラジオに来てくださって『なぜパンクをやり出したのか』という話がすごい私は好きで。『自分でも表現していいんだと思えた』という、まさにその感覚を映画からもトモロヲさんからも私はプレゼントしてもらえた」と語り、「やったことない人間が映画でも挑戦してるわけなんですけど、やれないと決めつけてはいけないというか。やれるのだからやってみればいい、という、それを自分も体験しながら映画に参加していました」と打ち明けた。
また、「モデルがいらっしゃって、その人をなぞるということではなくて、『吉岡さん自身がどう思って、どう感動して、どうワクワクしてるかというところを撮っているから、自分自身がもっともっと楽しんでほしい、もっともっとどう思うか乗せていってほしい』と言ってくださったのがうれしかった」と告白。
「普段は自分の意志とかも押し殺して表現したり、人前に立たなきゃいけないシチュエーションも多いので、『自分がどう思うかをもっと考えていいんだ』という言葉は、演出は、すごく愛があるなと思いました」としみじみと語った。
◆取材・文=山田健史


