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<青のオーケストラ>「鳥肌…!音楽ってスゴいな」青野とハルの成長が表れた圧巻の演奏に、視聴者感嘆

<青のオーケストラ>「鳥肌…!音楽ってスゴいな」青野とハルの成長が表れた圧巻の演奏に、視聴者感嘆

アニメ「青のオーケストラ Season2」第20話が放送
アニメ「青のオーケストラ Season2」第20話が放送 / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

元天才ヴァイオリニスト・青野一(CV.千葉翔也)が、海幕高校オーケストラ部の仲間たちと苦楽を共にし、青春のアンサンブルを奏でるアニメ「青のオーケストラ Season2」(毎週日曜昼5:00-5:25、NHK Eテレ/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)。その第20話が2月22日に放送された。今話では、青野と小桜ハル(CV.佐藤未奈子)がジュニアオーケストラの本番での座席順を決めるオーディションに挑戦。完璧にシンクロする2人の音と、それぞれの決意がこもった素晴らしいソロ演奏が、視聴者の心を揺さぶった。(以降、ネタバレが含まれます)

■シンクロする2人の音

オーディションは4組目に進み、青野とハルの出番となった。希望する座席に座るよう指示されると、ハルは迷わずコンサートマスター(コンマス)の隣の席へ。青野はコンマスの座席に座ると思っていたハルだったが、青野は最後方の座席を選ぶ。

青野が後ろにいるからか、ハルはいつになくリラックスしてオーディションに臨む。2人で演奏する第1楽章が始まると、青野とハルの音は完全にシンクロ。審査員たちが驚きを隠せない中、須間忠(CV.田丸篤志)は青野がほんの少し早く音を出し、ハルに合わせているのだと気づく。一方、ピアノ伴奏を務める常盤今日子(CV.清水理沙)は、1つ1つの音を丁寧に、メリハリをつけて奏でるハルに感心する。

常盤は青野がハルの良さを後方から引き立てていると見抜いたが、それはハルの表情にも表れているように見えた。どこかアンニュイな表情で音を紡ぐハルには、何とも言えない色気が漂い、目が離せなかった。同時に、ハルの細かな動きを目で追い、自身の音に乗せる青野の技量にも唸らされた。

■ハルの成長に感息する巌虎

続いてはソロパートへ。先陣を切るハルは、先ほどまでの憂いを帯びた音色と打って変わって、太く強い音を奏でて審査員たちを驚かせる。髪を揺らし、キリリとした表情で演奏するハルは、かつての臆病で自信のなさそうな彼女とはまるで別人。真っ暗な会場でハルだけにスポットライトが当たっているような演出が、そんなハルの存在感を際立たせていた。

ハルの成長ぶりは巌虎玄六(CV.松山鷹志)も予想外だったようだ。入団オーディションでは、貪欲さが感じられないハルを厳しい目で見ていた巌虎だったが、その場で「ビリのレッテルを貼りつけたことを詫びよう」と前言撤回。これには視聴者も留飲を下げたようだ。

SNSには「ハルちゃん、巌虎をぎゃふんと言わせてキモチいい~」「ハルちゃんの音が初期と全然違った。プロのヴァイオリニストってすごいなって改めて思った」「小桜さん、やっぱり覚醒したんだね」など、ハルを称賛する声が続々と寄せられた。

■偉大な父親を超えるために
アニメ「青のオーケストラ Season2」第20話より
アニメ「青のオーケストラ Season2」第20話より / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション


続く青野のソロ演奏は、さらに圧巻だった。ハルと常盤が思わず目を見張る音圧の凄さと、正確にして想いのこもった演奏は、コンサート会場にいるかのごとく聴き入ってしまうほど。常盤はこれほど実力のある青野が、最後方の座席を選んだことに疑問を抱くが、その裏にはオーケストラ部の先輩・原田蒼(CV.榎木淳弥)のアドバイスがあった。

ジュニアオケで最後方の座席に座ることになり、気乗りしなかった青野はそのことを原田に相談。ソロ経験が長かった青野は、前方の席に座りたいという思いが強かったが、後ろの席だからこそできることをやってみたいと考えていたのだ。すると原田は、あえて早く音を出すことで、後方から全体を支援するのもいいのではと提案。その言葉に青野はハッとする。

ジュニアオケでしかできないことを、全力でやる。青野の覚悟を乗せた音を聴きながら、ハルは少年時代の青野が楽しそうに演奏する姿を思い出していた。巌虎も期待以上だと胸中で唸り、興奮気味の表情に。偉大なる父親を超える決意と、芥川也寸志の名言が重なる演出も光った青野のソロ演奏は、今話きっての名シーンだった。

■悲喜入り混じる席順発表

オーディションが終わり、巌虎からコンマスにならないのかと声をかけられた青野は、「今は俺にとって、この席が一番自分のためになると判断しました」ときっぱり。しかし、佐伯直(CV.土屋神葉)は青野の選択に納得がいかず、拗ねた態度を崩さない。青野は新しい俺を見せてやると格好をつけて見せるが、佐伯には響かず赤面。これぞ青野と佐伯!と言いたくなる、可愛いやり取りを見せてくれた。

その後、ついに座席順が発表される。昴雪人(CV.斉藤壮馬)は希望どおりコンマス席となり、その後ろに昴をライバル視する土井楓(CV.大渕野々花)。佐伯は昴の隣、佐伯の隣にハル。青野は自分が選んだ最後方の座席となり、拳をグッと握り締める。そんな中、敦美公平(CV.河西健吾)は本番でのミスが響いたようで、座席表に名前はなく、1人悔し涙を飲むこととなった。

座席順が決まったのち、昴は青野に、この間の質問を覚えているかと尋ねる。その言葉に、青野は「俺は青野龍仁の息子で、その事実からは逃れられない。俺は自分のやり方で父親を超えたいと思っています」と返答。強い決意を受け取った昴は、「楽しみだね」と微笑む。皮肉めいた言動も目立つ昴だが、これは心からの言葉だったのだろう。

青野とハルの演奏が際立った今話、視聴者からは「鳥肌…!音楽ってスゴいな」「青野すごい。ハルちゃんもすごい。どんどん進化していく」「圧巻の演奏でかっこよかった~」と興奮冷めやらぬコメントが続々。次回はSeason2最終回ということで、「来週最終回なの寂しすぎる」「青オケ大好きだから、終わって欲しくないよ」「来週で最終回なのやっぱり少し寂しいです」と早くも寂しさを募らせる視聴者も多かった。

◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)
アニメ「青のオーケストラ Season2」第20話より
アニメ「青のオーケストラ Season2」第20話より / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション


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