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「彼のプレーは全く予測ができない」スパーズの元同僚がウェンバンヤマの凄さを語る「可能性は無限大だ」<DUNKSHOOT>

「彼のプレーは全く予測ができない」スパーズの元同僚がウェンバンヤマの凄さを語る「可能性は無限大だ」<DUNKSHOOT>

現地時間2月25日(日本時間26日)、サンアントニオ・スパーズは敵地スコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズと対戦。第3クォーター終盤に15点ビハインドを背負うも、第4クォーターを32-17と圧倒し、110-107で逆転勝利を飾った。

 現在リーグ最長の10連勝を飾ったスパーズは、デビン・ヴァッセルがゲームハイの21得点に5リバウンド、2スティール、ディアロン・フォックスが20得点、ディラン・ハーパーが15得点、5リバウンド、7アシスト、2スティール、ステフォン・キャッスルが13得点、5アシスト、ジュリアン・シャンパニーが10得点、6リバウンド、5アシストをマーク。

 大黒柱のヴィクター・ウェンバンヤマは、フィールドゴール成功率25.0%(3/12)、3ポイント成功率16.7%(1/6)とショット不発で12得点に終わるも、8リバウンド、3アシスト、5ブロックとオールラウンドなゲームで勝利に貢献した。

 一方のラプターズはブランドン・イングラムが20得点、11リバウンド、4アシスト、イマニュエル・クイックリーが20得点、スコッティ・バーンズが15得点、3スティール、ヤコブ・パートルが15得点、7リバウンド、3ブロックを残すなど計6選手が2桁得点を奪うも、2連敗を喫した。
  また、ベンチスタートのサンドロ・マムケラシュビリは14分14秒のプレータイムで2得点、3リバウンドでこの試合を終えた。206cm・109kgのパワーフォワード兼センターは、今季いずれも自己ベストの平均22.2分、11.1点、4.9リバウンド、1.9アシストにフィールドゴール成功率51.9%を記録し、イースタン・カンファレンス5位(34勝25敗/勝率57.6%)にいるラプターズでローテーション入りしている。

 2021年のドラフト全体54位でインディアナ・ペイサーズから指名されたマムケラシュビリは、ミルウォーキー・バックスでNBAデビューを飾った後、23年3月から昨季までスパーズでプレー。

 バックスではヤニス・アデトクンボ、スパーズではウェンバンヤマと、リーグを代表するビッグマンと共闘した経験を持つ26歳は、スパーズ戦を前に、ラプターズのリポーターを務めるジョシュ・ルーウェンバーグから両選手の違いを聞かれ、次のように語った。

「ヤニスの方がよりフィジカルだね。ペイント内で暴れて得点を量産している。ウェンビーの場合はより万能なんだ。とんでもないショットを打てるし、両手も使えて、ミッドレンジからも決めることができる」 211cm・110kgのアデトクンボは、NBA入り以降、当たり負けしない強靭な肉体を作り上げてリーグ最高級の選手へ飛躍。ガード並みのクイックネスを駆使して相手守備陣を強行突破し、ペイントエリアで無双している。

 一方のウェンバンヤマは、規格外のフレーム(224cm・107kg)を持ちながら、柔軟な身体と豊富なスキルを兼備。ミッドレンジだけでなく3ポイント、さらにはステップバックからディープスリーも決めてしまうシュート力があり、今季はMVP級の活躍を見せている。

 ウェンバンヤマとともに過ごし、“理不尽なプレー”を見ることに慣れたかと聞かれたマムケラシュビリは、「とんでもない!」と返答。「これから彼がどれほどの選手になるのか。その基準を定めることなんてできないよ」と口にし、こう続けた。

「彼のプレーは全く予測ができないんだ。ハーフコートからプルアップで打ってくるかもしれないし、プレッシャーをかければリングへ近づいてダンクしてくるかもしれない。彼は経験を積めば積むほど強くなっていくと思う。可能性は無限大だ」
  攻守両面で強烈なインパクトを放つウェンバンヤマ。ラプターズ戦ではシュートタッチに苦しんだとはいえ、出場時間帯の得失点差では両チーム最多の+19と、その存在感は常に大きい。

 そんな22歳のビッグマンをスローダウンさせる上でカギになるのはフィジカル面。もちろん、高さと長さ、さらには老獪さを併せ持つディフェンダーを送り込めば、被害を抑えることができるかもしれないが、フィジカル面で優位に立つことで体力を消耗させることも手段のひとつと言っていい。

 もっとも、ウェンバンヤマはたとえ相手のフィジカルゲームでファンブルしたり、コートに転倒しようと審判に不満をぶつけることはほとんどない。いかに勝利に貢献できるかを考え、スマートに対応できる賢さがあるだけに、1試合の重要性が増すシーズン終盤、そしてプレーオフでも注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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