2月28日、バルセロナはホームでビジャレアルと対戦し、4-1の勝利を飾った。18歳のエース、ラミネ・ヤマルがキャリア初のハットトリックを達成。詰めかけた4万4000人以上の観衆を総立ちにさせる圧巻のパフォーマンスを披露した。
そしてスタンドでは、2月9日にスタートしたクラブ会長選の候補者たちがそれぞれの支持者とともに姿を見せた。ジョアン・ラポルタは、VIP席から離れたスタンド最上段の目立たない場所に陣取っていた。
今回の選挙の有力候補者は、現職のジョアン・ラポルタ、2021年の選挙で2位になったビクトール・フォント、元幹部のシャビ・ビラホアナ、経済専門家のマルク・シリアの4名。『SPORT』紙は、試合前にあったスタジアム周辺での珍場面を紹介している。
各候補のボランティアたちが署名集めに奔走するなか、シリア陣営のボランティアが、なんとフォント本人に署名を求める一幕があった。さらにフォント陣営のボランティアがラポルタを見つけ、写真撮影をお願いするなど、コミカルな光景が広がっていた。
同紙によればフォント陣営の人数がもっとも多く、次いでシリア陣営。ビラホアナやラポルタの陣営は比較的少なめだったという。
今回は安全上の理由からVIP席の隣ではなく、スタンド最上段中央に座ったラポルタ。それでも視線を集めずにはいられない。「マドリディスタは跳ねるな(madridista quien no bote)」のチャントに合わせて飛び跳ね、さらにはカメラに“ブティファラ(腕を曲げて拳を突き出す挑発ポーズ)”を見せる場面も。誰に向けたものかは不明だが、しっかり映像に収められていた。
今回の選挙は、ハンジ・フリック監督の継続やフリアン・アルバレス(アトレティコ)の補強策、ラポルタ政権下から続く大赤字からの立て直しが争点になると、各メディアで言われている。
ラポルタの再選か、新会長の誕生か――。注目の投票日は3月15日だ。
構成●THE DIGEST編集部
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