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綱啓永らが語る、木村拓哉“風間公親”の魅力「とにかく愛があるんですよね」「世界一格好いい」<教場 Requiem>

綱啓永らが語る、木村拓哉“風間公親”の魅力「とにかく愛があるんですよね」「世界一格好いい」<教場 Requiem>

映画「教場 Requiem」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した綱啓永
映画「教場 Requiem」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した綱啓永 / 撮影:松崎太陽

3月1日に都内で開催された映画「教場 Requiem」大ヒット御礼舞台あいさつに木村拓哉、綱啓永、齊藤京子、倉悠貴、中江功監督が登壇。「教場」第205期生を演じた綱、齊藤、倉が、木村演じる教官・風間公親の魅力を語った。

■大ヒット中!観客動員数92万人を記録

同映画の原作は、警察学校の実態をリアルに描いた長岡弘樹氏による警察ミステリー小説「教場」(小学館)シリーズ。未来の警察官を育成する警察学校=「教場」で繰り広げられる、冷酷無比な鬼教官・風間公親と、さまざまな思いを抱いて入学してきた生徒たちの手に汗握る対峙(たいじ)が評判を呼び、累計発行部数140万部を突破した。

2020年に木村が主演を務めたSPドラマ「教場」が放送されると、2021年には続編となるSPドラマ第2弾「教場II」、2023年には鬼教官・風間公親の誕生秘話を描いた連続ドラマ「風間公親-教場0-」(以上全てフジテレビ系)が放送されるなど人気シリーズに。物語の最終章として2026年1月1日に前編「Reunion」がNetflixで配信され、後編の本作が2月20日に劇場公開された。

公開直後から大きな反響を呼び、興行収入は12.8億円を突破、観客動員数92万人を記録(※2月28日まで)するなど、シリーズ最終章として大きな盛り上がりを見せている本作。ヒットの要因の一つとして挙げられるのが、木村演じる風間の存在感だ。そこで第205期生を演じた3人が、それぞれ風間の魅力を語っていく。

MCから「風間公親の魅力を…」と聞かれ、綱が「風間公親っていうと、怖い印象があると思うんですけど…」と話しだすと、木村が苦笑しながら待ったをかける。

「東宝さんのスタッフもそうなんですけど、打ち合わせするときとか『えーと、“風間”の魅力を~』ってみんな呼び捨てなんですよ(笑)。よくてもフルネーム。『風間』って呼び捨てにしていいのは、四方田さん(小日向文世演じる校長)だけだと思うんですけど」と、呼び捨てにされるのが気になったことを冗談交じりに注意した。

それを受け、綱は「風間公親“さん”には怖いという印象があると思うんですけど」と言い直して笑いを誘い、「(登壇者の背後のパネルを指差して)ここに『卒業できずに辞めていった者も私の生徒だ』とあるんですけど、とにかく愛があるんですよね。『Reunion』で(金子)大地くんが演じる笠原のシーンとか、特に愛を感じる瞬間だったと思うんですけど、ああいう部分が見られるとうれしいですし、風間さんの魅力の一つだなと思います」と、厳しく突き放すようで実は生徒への愛情があるところが魅力であると語った。

■齊藤&倉も木村“風間”へのリスペクトを語る

また、齊藤は「『教場』を第三者として見ていたとき、『こんな世界観があるんだ』って感動して。最初に監督とお話をさせていただいたとき、『教場を見て感動しました!』と言いながらめちゃくちゃ泣いてしまうぐらい、風間教官と『教場』にとにかく圧倒されて。何と言ってもやっぱり木村さんだからこそ風間教官が生きているというか、風間教官がいらっしゃるなと思うので…」と話すと、喋りにくそうな齊藤を慮って「“風間”でいいよ(笑)」と敬称略のGOサインを出すと、観客も大笑い。

あらためて、齊藤は「木村さんの風間教官は本当に世界一格好いい教官だなと思いますね」とリスペクトを伝えた。

一方、倉は「何がこんなにも魅力的なんだろうと考えていたんですけど、『隙がない』というところが一番大きいなと思いました。別の方に伺ったんですけど、木村さんは風間公親をやっているとき、重心の掛け方が普段と違うんだと。そういうふうに随所にこだわりがあって、所作が誰よりもきれいだからこそ手本になる。そういうところが作品の厚みを増すための魅力なんじゃないかなって思っています」と、木村の徹底した役作りに敬意を表した。

そのことについてMCから聞かれると、木村は「企業秘密です」とちゃめっけたっぷりに交わしつつ、「第1作を作るときから監督とも現場で話をさせていただいて、それこそ人と対面するとき、背中を見せるとき、相手に対して向き合っているときもそうなんですけど、一度も片足体重ということがなかった。『常に軸を一切動かさず、やってみたらどうだ?』と監督から頂いていました。1作目から培ったものをそのまま継続させていただいた、という形です」と打ち明けた。

その上で「現場で皆さんと対峙させていただいて生まれるものなので、『個人的に俺はこうしたんだ!』っていうのは一つもないですよ」と、あくまで共演者との役の上でのセッションによって生まれたものだと強調するなど、謙虚な姿勢を崩さなかった。

映画「教場 Requiem」は全国公開中。

◆取材・文=森井夏月(STABLENT)


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