野球の日本代表「侍ジャパン」に初選出された菊池雄星は、3月2日の「2026 ワールドベースボールクラシック(WBC) 東京プール presented by ディップ 強化試合」(京セラドーム大阪)のオリックス・バファローズ戦で先発登板。4回3失点(自責点2)で降板し、日本が3対4で敗れて負け投手になった。
立ち上がりに3連打を浴びた菊池は、味方のエラーも絡んで1回に3失点を喫した。ただ2回以降は立ち直り、4回までの3イニングでは相手打線を2安打無四球無失点に抑えた。
初回と2回から4回で、何が違ったのか。その答えを、菊池は試合直後の記者会見で明確に説明した。「初回、スライダーが多くなりすぎて、連打されました」と認め、「2回からは配球を変えて、アジャストできました。ボール自体は良かったですから、あとは配球をもう少し工夫できたと思います」と反省した。
具体的な配球変更については、相手打線が早いカウントからスイングを仕掛けてきたのに対して「カウントを取りに行ったボールを打たれていましたので、『カーブを多めに使おう』と(捕手の坂本誠志郎と)話をして、それが非常に、良いところにいきました」と明かす。
今季の実戦初登板で理想通りの結果は出なかったものの、「ボール自体は、この春を通して、ずっと良いですし、ストライクゾーンで勝負できています」と内容に手応えを感じているようだ。
次の登板は、WBCでの先発が予想されている。そのなかで菊池は「投げる相手打線の特徴や傾向を、この期間で研究をして準備をしたいです」と意気込んだ。自身初のWBCで、菊池がどのような投球を披露するのか楽しみだ。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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