
「SHIBUYA ANIME BASE」#シブアニ(毎週金曜夜9:00-10:00 ABEMAアニメチャンネル)の#77が2月27日に放送。声優・森久保祥太郎と川島零士が対談を行った。
■「呼吸や心拍数で感情を表現する」森久保の芝居
番組が2人のアニメ関係者をカップリングし、食事をしながらトークをする「カプカプトーク」では、森久保祥太郎と川島零士の対談の前編を放送。2人の出会いは2019年頃、藤原啓治さんが立ち上げた朗読劇「ほし×こえ」の東大阪公演。当時まだ駆け出しでスタッフとして参加していた川島が、打ち上げの席で「(先行きに)焦っています」と打ち明けたところ、森久保から「焦っていいんだよ、今焦らなくてどうすんの?」と背中を押されたエピソードを披露。さらに「呼吸や心拍数で感情を表現する」という森久保の芝居の持論に、当時の川島は深く感銘を受けたという。
その後、アニメ『聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~』で初共演を果たした2人。しかし当時はコロナ禍で別録りだったこともあり、森久保は当時の川島について「正直に言うけど、あの時は『頑張ってんなぁ』とは思ったけど、あんま興味なかった(笑)」とまさかの本音を告白。しかし、ここ半年ほどで現場での共演が重なると評価は一変。「零士の芝居を見ていてめっちゃ興味が湧いた。セオリーからちょっと角度を外して、予想をいいラインで裏切ってくる。俺もそれなの」と、自身のお芝居のアプローチと重なる部分があると大絶賛した。
さらに川島は初めて主演を務めた『不滅のあなたへ』の際、「新人の時にやれることは時間をかけることしかない」と、A4ノート17冊分にも及ぶ緻密な役作りをしていたことを明かすと、森久保は「好きー!そういうの好き。やっぱやってんだね、だからだ。伝わってるよ、努力が」と感激。「なんでもっと早くこの子を知ろうと思わなかったんだってくらい、今は好き」と後輩への愛を爆発させた。

■「癖強声優」の流儀
また話題は、森久保の「癖強声優」としての流儀へ。森久保は「奇をてらっているわけではなく、シンプルなことをやりたい。普通の『おはよう』でも、100人いたら98人がやるものではなく、99人目、100人目をやる。それが生きてきたフィルターを通るから個性に繋がる」と持論を展開。
川島から「『邪魔だなこの癖』と苦労したことはあるか」と尋ねられると、森久保は「求められるストライクゾーンが限定されてきている感覚はある」と本音を吐露しつつも、過去に先輩声優の大塚芳忠に「癖のある声優って言われるんですけど…」と話した際、被り気味に「癖はいいぞ」と言われて救われたというエピソードを披露。「俺はお前も『癖はいいぞ』の一派だと思っている。期待してるよ」と川島に熱いエールを送った。


