ロサンゼルス・エンジェルスは今季も、開幕前にして先行きが危ぶまれているようだ。
球団の情報を発信する『Halo Hangout』が2月28日、「エンジェルスの迷走ぶりに、MLB最弱チームでさえ首をかしげる――そこに『計画』はない」と銘打ったトピックを配信した。
その中では、カート・スズキ新体制で迎える今季でのオフの選手補強について言及しており、「明確な補強ポイントを無視し、ア・リーグ西地区最下位に沈んだ2年連続の後に加えたのは、わずかな戦力のみだった」などと指摘。
その上で同メディアは、チーム運営について、「『計画がない』ことは分かっている」などと半ば呆れ気味に現状を評している一方で、「だが、2025年に43勝119敗という惨状に終わったコロラド・ロッキーズの放送スタッフが、春季キャンプ中継で公然とエンジェルスの方針に疑問を呈したとなれば、その痛みは一層増す」などと主張している。
記事によると、先月ロッキーズのキャンプ地でオープン戦が行なわれた際、現地の実況放送の中で、エンジェルスに対しての苦言が述べられていたという。同メディアはその様子を振り返っており、「ロッキーズの実況ジャック・コリガンとジェシー・トーマスは、両チームのオープン戦中継中、エンジェルスのロースター構築に困惑を隠さなかった」などと回想している。
エンジェルスについてコリガン氏からは、「ホセ・シリ、クリス・テイラー、ジェイマー・キャンデラリオなど、メジャー実績のある3人が続けてキャンプに参加している。何人かはロースター入りの可能性があるだろう。でも今のエンジェルスは、正直どんな計画なのか分かりづらいチームだ」とのコメントが発せられており、それに対しトーマス氏が、「多くのエンジェルスファンも同じことを思っているはずだよ、ジャック」と応じたやり取りを紹介している。
これらの反応を受け、同メディアは、「痛烈な一言だ」と指摘。さらにロッキーズが同じく低迷期であると説きながらも、「彼らには計画がある」と訴えており、一方のエンジェルスには、「より大きな問題は、オーナーのアルテ・モレノが、“ファンは勝利をそれほど重視していない”と考えている節があることだ」などと論じている。
スプリングトレーニングから、明るい話題が少ないと言えるエンジェルス。専門メディアも落胆するチーム状況が上向く瞬間はこの先、訪れるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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