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「傑出している」「真にハイレベル」 旗手怜央、伝統の一戦での劇的同点弾で各方面から賛辞「本調子になれば大きな武器に」

「傑出している」「真にハイレベル」 旗手怜央、伝統の一戦での劇的同点弾で各方面から賛辞「本調子になれば大きな武器に」

3月1日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第29節のレンジャーズ戦、セルティックの旗手怜央は後半アディショナルタイム(AT)に同点ゴールを挙げ、宿敵相手の一戦で勝点1をアウェーチームにもたらした。
  伝統の「オールドファーム」でベンチスタートとなった背番号41は、2点ビハインドで迎えた56分にピッチに登場すると、56分にはキーラン・ティアニーによる追撃のゴールに絡み、自らもフィニッシュに絡む。そしてAT1分、前田大然が獲得したPK(ヘディングシュートが相手DFの手に当たる)でキッカーを務めると、右足のシュートはGKジャック・バトランドにセーブされるも、跳ね返りをダイレクトシュート。これも弾かれたが、こぼれ球をスライディングで詰めて「三度目の正直」でゴールネットを揺らしてみせた。

 交代出場して試合の流れを変え、国内リーグでは2節(昨年8月10日のアバディーン戦)以来となる得点を劇的な形で記録した日本人MFに対し、キャプテンのカラム・マクレガーは「レオは後半、傑出していた。彼は、我々のプレーの仕方を理解している。細かなパターン、足元に受けるタイミング、背後へ走るべき時も分かっている。彼は、出場してから本当に素晴らしかった。今日は、交代選手が試合を変えたと思う」と賛辞を贈り、今後に期待も寄せている(日刊紙『Daily Mail』より)。

「レオは特別なプレーができる。今日のようなプレーをすれば、真にハイレベルな選手だ。彼の最高の力を引き出すために、我々は常に気を配る必要がある。ここ2試合、シュトゥットガルト(ヨーロッパリーグ)とアイブロックス(レンジャーズ戦)で、彼は際立っていた。もし、これが彼のレベルが上がり始めたという兆しなら、これ以上ない朗報だ。もちろん、全員がベストである必要があるが、特に彼のような選手は重要であり、本調子になれば大きな武器になる」

 現地メディアの旗手に対する評価を見ると、英国公共放送『BBC』の視聴者による10点満点の採点ではチーム最高採点となる「6.58」が与えられ、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』は「試合に本当の意味で変化をもたらした。ベンチから出て、極めて重要な同点ゴールを奪った」として採点はチーム単独最高の「8」を付与した。

 地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』も、同様にチーム単独最高となる「9」の高評価を下し、「巧みなパスと落ち着いたタッチで、交代出場から即座にインパクトを与えた。そのクオリティーの高さを示しながらアイブロックスを沸かせ、同点ゴールをゲット。セルティックには今後、このバージョンの彼が必要とされる」と寸評を綴っている。
  前出の『Daily Mail』紙は、「ここ数年、中盤の中心選手として活躍してきた旗手だが、今季は精彩を欠くパフォーマンスが続き、批判を受けてきた。この日本代表は、今夏の移籍が濃厚とされる中で、精神的にチームを離れてしまっているのではないかとの指摘さえあった。しかし、先週のELシュツットガルト戦での大きく貢献すると、この28歳は日曜日、後半から登場して落ち着きと巧みさを中盤にもたらし、最後には土壇場で同点ゴールを決めた」と振り返った。
  また『Daily Record』紙も、「マーティン・オニール監督がハーフタイムにアレックス・オックスレイド=チェンバレンに代えて旗手を投入すると、この日本人選手は目に見える影響を試合に与えた。彼の投入後、セルティックのチーム全体のパフォーマンスが大幅に向上したのは偶然ではない」と旗手を称賛し、以下のように続けている。

「旗手はマクレガーの隣に入り、ボールを持った際の落ち着きでアウェーチームがより試合をコントロールできるように助けた。彼のパスは鋭く的確で、常に受け手となり、前線でベンヤミン・ニグレンがより大きな脅威となる余地を生み出しているように見えた。後半の入りからすれば、ゴールが生まれるのは時間の問題だった。旗手はその流れに大きく関与し、終盤には自らのPKから3度目の挑戦の末に同点に追いつく勇気を示した」

 スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』では、元スコットランドFWでレンジャーズOBのクリス・ボイドが、「セルティック・ファンはここ数か月、ずっと旗手を批判してきたし、実際に彼のパフォーマンスは、以前に見せていたレベルには全く達していなかった。しかし今日の彼は、自身がどれほど優れた選手かを示した。傑出しており、試合をコントロールした。前半はレンジャーズが支配し、セルティックは太刀打ちできなかったが、後半に旗手が入ったことで試合は変わった」と、その働きぶりを絶賛した。

 そして、これを伝えたセルティックのクラブ専門サイト『67 HAIL HAIL』は、「大局的に見れば、アンジェ・ポステコグルーが獲得したこの選手が今後、安定してかつてのフォームを取り戻せば、セルティックは優勝の大きなチャンスを手にすることになる」と綴り、現在首位ハーツから勝点8差の3位に止まっているチームが巻き返しを図るうえで、旗手がキーマンとなると強調している。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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