
複数の新鋭監督による短編作品を一本の映画として編み上げるオムニバス企画の第2弾「GEMNIBUS vol.2」が、3月6日(金)から東京・TOHOシネマズ日比谷で1週間限定公開。3月4日に同所で完成報告会が開催され、森七菜、黒川想矢、黒島結菜、吉田美月喜、香椎由宇、西野七瀬、本郷奏多、西垣匠、山崎天(櫻坂46)らキャスト9人が、各監督とともに作品への思いを語った。
■映画館で予告が流れ「体温が上がった」
関駿太監督にとって初の商業映画作品で、脚本も務める「ソニックビート」は、監督が初の商業作品に挑む自身の姿を主人公に重ねて描いた等身大の青春ストーリー。主人公のイサオを短編映画初主演となる西垣が、イサオの部活の先輩・アキを映画初出演となる山崎が演じる。
山崎は「短編映画初挑戦だったので、すごく(撮影)初日は本当に緊張して不安でいっぱいだったんですけど、関監督が役柄やその人の人となりとか、せりふ一つ一つ指導してくださって、安心して撮影ができました」と撮影は監督に助けられたと告白。
「先日、プライベートで映画を見に行ったんですけど、その時に予告でちょうど『ソニックビート』が流れて、今までに感じたことのない喜びというか“うわーっ”て体温が上がってしまって。ちょっと恥ずかしい気持ちもあったんですけど、皆さんと作った作品がこうして送り届けられるという実感が湧いて、すごくうれしかったですし、これからも演技にどんどん挑戦していきたいなと思えるような瞬間でした」と笑顔を見せた。
また、関監督が「この作品のテーマがプレッシャー」と明かすと、山崎は撮影中にプレッシャーを感じた場面があったそうで、「私は陸上部で一番足が速いという役柄で、私が前を走ってイサオ(西垣)が追いつけないというシーンがあるんですが、簡単に追いつかれてしまいそうになって…(笑)。ちょっとプレッシャーでしたね。追いつかれそうで本当に申し訳なかったです」と苦笑。
西垣は「特に足が速い方ではない」とした上で、「でも、なんかこう…全力で走っても追いつけないというお芝居だったから、一回全力で走ってみたら、ちょっと追いついちゃったっていう…」と想定外だったと振り返り、山崎は「すいません。本当に申し訳なかったです」と平謝りだった。

■「ソニックビート」あらすじ
陸上競技大会100m走予選のスタートラインに立った高校陸上部員のイサオは、極度のプレッシャーから精神世界に閉じ込められてしまう。真っ暗な空間には、怪しい作業員とイサオの記憶を映し出すテレビデオ。陸上部で足が一番速いアキ先輩や、幼いころに出会ったさすらいの旅人・リキ(戸塚純貴)との思い出が、走馬灯のように駆け巡る。イサオは過去の記憶と向き合い、走り出すことができるのか。

■次世代の才能を支援する「GEMSTONE Creative Label」
フォーマットやメディア、これまでの実績を問わず、次代を担うクリエーターが自由に才能を発揮できる場を創出することを目的に、東宝の若手社員により立ち上げられた才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」。その取り組みの一つとして、2024年6月に4人の気鋭監督による4本の短編映画が集結し、映画「GEMNIBUS vol.1」が2週間限定で公開され、上映延長を実現するなど才能支援プロジェクト発の試みとしては異例の反響を呼んだ。
第2弾にラインナップされたのは、「青い鳥」(増田彩来監督)、「You Cannot Be Serious!/ユー・キャノット・ビー・シリアス!」(大川五月監督)、「顔のない街」(村上リ子監督)、「インフルエンサーゴースト」(西山将貴監督)、「ソニックビート」(関監督)、アニメーション作品「もし、これから生まれるのなら」(土海明日香監督)と、ロードムービー、SF、ホラー、サスペンス、アニメーションなど、ジャンルも表現手法も異なる6人の新鋭監督による作品。圧倒的な個性と才能がぶつかり合うこの映像体験を、マカロニえんぴつによる主題歌「静かな海」がドラマチックに彩る。

※山崎天の崎は立つさきが正式表記

