『NEW JAPAN CUP 2026』後楽園ホール(2026年3月5日)
1回戦 ○ボルチン・オレッグvsエル・ファンタズモ×
オレッグが接戦の末にファンタズモを破り、NEW JAPAN CUP1回戦を突破した。
後藤&YOSHI-HASHIとの毘沙門チンでNEVER6人タッグ王座を保持するオレッグは2・27トレントン大会で石井智宏を破ってSTRONG無差別級王座を戴冠。勢いに乗ってNJC開幕を迎えた。1回戦の相手はファンタズモ。対照的にトレントン大会でKONOSUKE TAKESHITAに敗れ、NJPW WORLD認定TV王座から陥落したばかり。NJCで捲土重来を図りたいところだった。
両者は2024年7・28福岡大会におけるG1公式戦(オレッグが勝利)以来の再戦。開始と同時にファンタズモがドロップキックを放ち、ラリアットで場外に転落させると、トペスイシーダで突っ込んだ。オレッグも場外でショルダータックルをぶちかまして反撃。エプロン上でのリフトアップスラムでリングに戻し、ランニングボディプレス、滞空式ブレーンバスターと攻めまくった。
ファンタズモもダイブ式スイングDDTを仕掛けるもののオレッグが決めさせず。そのままフロントスープレックスで投げ飛ばす。続くカミカゼはファンタズモが阻止。低空ドロップキックで左ヒザを射抜くと、足攻めを展開し、レッグブリーカーからの逆片エビ固めで捕らえる。耐えたオレッグにダイビングボディアタック、ライオンサルトの連続攻撃を浴びせた。
オレッグはファンタズモが仕掛けたダイブ式コルバタをキャッチするや、バーディクトで叩きつけて逆襲。ショルダータックルでねじ伏せ、ボルチンシェイクからのボルチンズリフトで投げ飛ばしたが、リバーススプラッシュが自爆に終わり、左ヒザをマットに強打してしまう。すかさずファンタズモがダイブ式飛びつきスイングDDTで突き刺しして逆襲。CR IIはオレッグが阻止してフロントスープレックスでぶん投げたが、ファンタズモもカミカゼを決めさせず。変型逆片エビ固めで捕獲した。
ファンタズモの勝機だったが、オレッグは何とかロープに逃れた。ならばとファンタズモはコーナー最上段からのラ・ケブラーダを敢行。ダイビングスレッジハンマーを投下すると、棚橋弘至ばりのエアギターを披露してからサドンデスを連発。CR IIが不発に終わってもパイルドライバーで突き刺した。が、立ち上がったオレッグは電光石火のカミカゼを爆発。ファンタズモもギリギリで肩を上げた。
ともに消耗が激しい中、エルボー合戦で火花。ファンタズモが左右の張り手を連発し、ラリアットを連発してなぎ倒す。さらにCR IIを爆発させたが、3カウントは奪えない。サンダーキス'86、サンセットフリップパワーボムも不発に終わると、左足にサドンデスを見舞ってから雪崩式攻撃を狙ったが、オレッグはコーナー上でファンタズモを担ぐや雪崩式カミカゼを敢行。ファンタズモは返せず3カウントが入った。
ファンタズモとの熱戦を制したオレッグがNJC1回戦を突破した。「世界一のレスラーになるためにここにいる」というオレッグにとって、レスリング時代がそうだったように強敵と戦うことが血肉となる。「相手に強いレスラーがいれば、自分のレベルも上がるじゃないですか。やっぱり強い先輩はここにいるから、俺たちの成長が速くなる」と確信するからこそ、「ELP選手、メチャクチャ強い先輩だから、その選手とやって勝って。もちろんリングに上がったら遠慮なしに闘ったけど、めちゃくちゃリスペクトしてます。強いのはELPのおかげ」とファンタズモに敬意を表した。
3・12高松大会における2回戦ではHENAREとの対戦が決定。「HENAREには1年前、『G1 CLIMAX』で負けてるけど、今回リベンジできるように頑張ります」と雪辱を誓ったオレッグは「高い目標を持って、『NEW JAPAN CUP』とりあえず優勝して、頑張っていきたい。1試合1試合、100パー出して、全部出して頑張っていきます」と誓っていた。

