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【NOAH】裏切りが生んだ無二の絆「ノアジュニアの歴史変える」 Jr.タッグリーグ優勝ベイン&アレハ組インタビュー

【NOAH】裏切りが生んだ無二の絆「ノアジュニアの歴史変える」 Jr.タッグリーグ優勝ベイン&アレハ組インタビュー

 今年のジュニアタッグリーグ戦を制して3・8横浜武道館大会でのGHCジュニアタッグ王座挑戦を決めたドラゴン・ベイン&アレハンドロ組。

 今年に入って揃って兄弟に裏切られ、傷心のままタッグを組んだ。ぶっつけでリーグ戦に臨んだものの、二人にしか分からない感情を共有する二人は、抜群の相性を発揮。一戦ごとにコンビネーションを進化させて、栄冠まで突き進んだ。

 裏切りが生んだ無二の絆。NOAH参戦5年で初のタイトルを勝ち取ったアレハンドロは、悲願のGHCタイトル初戴冠も狙う。まもなく横浜武道館で王者ダガ&小田嶋大樹組に挑む二人に、その胸の内を聞いた――。


【ドラゴン・ベイン&アレハンドロ インタビュー】

――改めてジュニアタッグリーグ戦を振り返って?

▼ベイン「すべての公式戦が厳しい戦いだったよ。どのチームにも熱いファイティングスピリットがあって、どのチームも勝ちに対する気持ちが強かった。でも最後はその厳しいリーグ戦をアレハンドロと優勝することができて本当にうれしいね」

▼アレハンドロ「改めて今のノアジュニアのレベルの高さを感じましたね。同じような時期に、いろんな団体でタッグリーグをやっていましたけど、その中でも改めてレベルが高かったんじゃないかなって思います。本当にすべてが大変な試合ばかりでしたし、そこでベインと一緒に乗り越えて優勝できた。喜びもひとしおでしたね」

――遺恨のあったアルファ・ウルフ&カイ・フジムラ組に雪辱を果たしての優勝でした

▼アレハンドロ「あの二人とは、まだまだ全然終わってないと思ってるんで。もっともっとやり合っていかないと完全に恨みは晴れない。まだまだ“これから"です」

――タッグ経験ゼロの状態でリーグ戦に出て優勝できました

▼アレハンドロ「即席タッグって言われましたけど、裏切られたっていう境遇が共通していた二人。二人にしか分からない感情があったんで、お互い支え合って『絶対優勝してやる。優勝して見返してやる』っていう、本当にどのチームにも負けない気持ちの強さがあったと思ってます。チームワークの面でも一戦一戦重ねるごとにどんどん深まっていきましたし、他のチームにはできない連係も生まれていって。でも、まだまだ組んだばかりですから。もっともっと“伸びしろ"はありますよ」

▼ベイン「確かにリーグ戦が始まるまで一度も組んだことがなかったけど“兄弟に裏切られた"っていう共通の思いは通じ合っていたし、お客さんと気持ちを通じ合わせながら戦う…っていうスタイルも似てたよね。相性抜群だな…って感じながらやってたよ」

▼アレハンドロ「相性の良さは凄く感じましたね。WRESTLE UNIVERSEで自分たちの試合を見返したりしても、キッチリ同時に動けていてビックリしたほど。同時にやる動きとかでも“歩数"がピッタリ合ってたり。こういうのは試合ごとの息の上がり具合によっても変わってくる部分ではあるんですけど、それでも連係バッチリだったなっていうのは、やっぱり“相性"なんだと思います」

――ベインさんは優勝後に涙を流していました

▼ベイン「兄に裏切られて一人ぼっちになった辛さ、悲しさ。優勝できた喜び、皆さんの温かさ。いろんな感情が同時に湧き上がってきて涙が出たね」

▼アレハンドロ「あの涙にはグッときましたね。ウルフに裏切られてから、この日本で一人ぼっちになってしまって、本当に体も心も休まらない状況だったのは近くにいて一番分かってたんで。だからあの涙をみて、このチームに対する思い入れっていうのも、本当の意味で生まれたのかなっていう気もしています」

――それだけにGHCジュニアタッグは是が非でも手に入れたい?

▼アレハンドロ「もちろんですね。優勝するだけが目標ではないので。まだまだ本当に始まったばかり。ベルトを獲って、ハイフライヤーのマスクマンコンビとして、あのノアジュニアのなかで新たな歴史を作りたいですね」

――チャンピオンのダガ&小田嶋組の印象というのは?

▼ベイン「素晴らしいコンビネーションを持ってるし、お客さんも彼らの戦いをすごく楽しんでる。あの二人もお客さんとうまく“通じ合える"ような戦い方をしているから、僕とアレハンドロもさらに道場で練習して、もっともっとコンビネーションを磨いていかないといけないね」

▼アレハンドロ「チャンピオンとしての自信をすごい感じますし、小田嶋君はまだキャリアは浅いですけど、チャンピオンの風格が漂ってきてる。試合を重ねるごとに、新しい技や連係を試してるし、本当に細かいテクニック一つにしても凄いな…っていうのは感じてます。師弟関係の二人なので絆が深いことも重々承知ですけど、絆に関しては僕たちが一番強いと思ってるんで」

――しかも博多のリーグ戦公式戦では勝っています

▼アレハンドロ「はい。だから自信はあるんですけど、今回はリーグ戦とはまったく違うシチュエーションですから。もう一切の油断なしに勝ちにいきます。だって僕自身、NOAHに来てから5年間、一度もタイトルマッチでは勝ててないですから。自信があっても敗れて…っていうのをずっと繰り返してきましたから」

▼ベイン「確かにアレハンドロのホームタウンで勝ったよね。今回はまた違った試合になると思うけど、やっぱりダガに比べるとダイキ(小田嶋)のほうが経験が浅い。だから今回もダイキを狙っていこうかな…とは思ってるよ」

――小田嶋選手は右ヒザの負傷を抱えながらの試合になる

▼ベイン「そういう事実があるのなら、右ヒザを狙っていく可能性は高いんじゃないかな。僕は確かに飛び技が得意だけど、メキシコではルチャを習う時、まずジャベ(関節技)から入るんだ。もちろん僕もいっぱい“引き出し"があるからね」

――改めてアレハンドロさんにとってGHCタイトル戴冠は悲願です

▼アレハンドロ「NOAHに来た理由のひとつはGHCタイトルを獲ることでしたから。でも10回近く挑戦して一度もチャンスをつかめていない。本当に悔しい思いばかりしてきたんで。毎回毎回『良い試合だったね。負けたけどアレハ頑張ったね』って言われてきて…褒められてるけど悔しかった。もうそんな風に言われたくないので、勢いのある今の状況で今度こそ絶対に勝ち取りたいと思っています」

▼ベイン「そうだったんだね…。ちょっと緊張してきたな…(笑) 同時に今回のタイトルマッチがより楽しみになったよ。もちろんアレハンドロがGHCに届くように全力でサポートする」

――アレハンドロさんは開幕直前に丸藤さんに一騎打ちを志願したり、開幕戦のメインも直訴したり…と並々ならぬ決意とともに臨んだリーグ戦でもありました

▼アレハンドロ「はい。リーグ戦の前に丸藤さんと戦って心に決めたことがあるんで。『ノアジュニアを引っ張っていく存在になる』っていう。そのためにはベルトを獲らないといけないですし、そこがゴールじゃなくてスタート。ベルトを通じて、本当にノアジュニアの歴史を変えるような存在になっていきたいと思ってます」

▼ベイン「うん。ノアジュニアのトップとして、常に最上級の戦いを提供していきたいね。史上最高のノアジュニアを創り上げたい。それこそヘビー級を超えるようなね。そのためにも横浜武道館でその日一番の試合をするよ」

――では最後に改めてメッセージと意気込みを

▼ベイン「いつも本当に応援ありがとうございます。ジュニアタッグ史上最高の試合を必ずお見せしますので、本当に横浜武道館まで観に来てほしいし、難しいようならABEMAやWRESTLE UNIVERSEで見届けてください」

▼アレハンドロ「アリーバ! ベイン! アリーバ! アレハンドロ! GHCに向かって……」

▼二人「Vamos!!」

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