3月6日に東京ドームで行なわれたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドで、野球の日本代表「侍ジャパン」がチャイニーズ・タイペイと対戦し、13対0の7回コールドで大勝した。
輝きを放ったのが「1番・DH」で出場した大谷翔平だ。初回の第1打席で二塁打を打つと、2回の第2打席では圧巻の満塁アーチ。同じく2回に回ってきた第3打席では右前打を放ち、4打数3安打、1本塁打、5打点と大活躍。2回に大量10点を挙げた侍打線を牽引した。
大谷のほかにも、活躍した選手がいる。「8番・遊撃」で出場した源田壮亮だ。無死一、二塁で回ってきた2回の第1打席に死球で出塁。無死満塁と好機を広げ、これが大谷の満塁アーチにつながった。
同じ2回、2死満塁で回ってきた2打席目ではバットを折られながらも中前打を放って走者2人を返し、8対0とリードを大きく広げた。続く3回の第3打席も2死二、三塁と好機で打席に立ち、ふたたび中前にタイムリーを放って見せた。
6回の第4打席でもきれいな流し打ちで三遊間を抜く安打を放った源田は、3打数3安打、4打点、得点2。下位打線でしっかりと仕事をこなした。
『Netflix』でこの一戦を解説した元読売ジャイアンツ監督の高橋由伸氏は、「源田選手がこれだけ塁に出てくれると、確実に上位にいい形で回る。大量点のきっかけは源田選手が大きいかもしれないですね。4出塁ですよね」と絶賛した。
同じく解説していた黒田博樹氏(広島東洋カープ・球団アドバイザー)も、「大谷選手ももちろんすごいんですけど、源田選手の状態がいい。きょう4打点ですかね。すごく素晴らしい活躍です。源田選手のヒットで、ああいう大量得点になったという部分もあった」と語り、「また明日も期待したい」とエールを送った。
遊撃手として相変わらずの安定した守備も披露している源田は、前回の23年大会では走塁時に右手小指を骨折しながら2試合を欠場しただけで、準々決勝以降は強行出場。世界一に大きく貢献した。打撃好調の守備職人は、今大会も余人をもって代えがたい存在になりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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