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ブラジル代表17歳の高校生がジャッジ斬り「魔法のような夜」米記者感銘「スカウトたちが慌ただしくメモを取りだした」WS優勝投手の息子が米国戦で好投【WBC】

ブラジル代表17歳の高校生がジャッジ斬り「魔法のような夜」米記者感銘「スカウトたちが慌ただしくメモを取りだした」WS優勝投手の息子が米国戦で好投【WBC】

現地3月6日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンド・プールBが行なわれ、米国代表がブラジル代表に15対5で勝利した。8回まで8対5と接戦だった試合展開は、9回に米国代表が大量7得点。ブラジル投手陣は計19四死球(17四球、2死球)と制球に苦しんだ。

 初回にアーロン・ジャッジの2ランで2点を失ったブラジル代表は、2回から17歳の高校生ジョセフ・コントレラスをマウンドに送り込んだ。コントレラスは先頭の8番バイロン・バクストンを右直に抑えたが、9番ブライス・トゥラングに二塁打を打たれ、1番ボビー・ウィットJr.と2番ブライス・ハーパーに連続四球。満塁で対峙したのは、初回に本塁打を放ったジャッジだ。

 米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「息を呑む場面。高校生の春休み、皆さんは何をしていました? 17歳のコントレラスはブラジル代表としてアメリカ戦に登板。球界関係者を驚かせる投球を披露した。ジョージア州ロズウェルにあるブレスト・トリニティ・カトリック高校の友人たちに、胸を張って語れるような活躍だった」と報じた。

「初回に本塁打を放っていたジャッジとの対戦。コントレラスは97マイル(約156キロ)のフォーシームでストライクを奪った。続く80マイル(約129キロ)のチェンジアップは外れたが、94.4マイル(約152キロ)のシンカーでジャッジを仕留めた。ジャッジの打球は三ゴロで、併殺となってイニングは終了した」

 高校生がジャッジとの勝負に勝ったことで、ナイチンゲール記者は「スタンドにいたプロのスカウトたちが慌ただしくメモを取りだした。コントレラスの評価が一気に上昇した。彼はテネシー州のヴァンダービルト大学への進学が内定しているものの、大学側からすれば入学を確実なものにするためにより多くのNIL(名声・肖像権)資金を用意しなければいけないかもしれない」と、コントレラスの人生のターニングポイントになるであろうジャッジとの対戦を振り返った。

 「FOXの解説者で元捕手のAJ・ピアジンスキーはこう語った。“もし彼が好投を続けたら、評価がどれだけ上がるのだろうか。想像できるかい?”。そのピアジンスキーはコントレラスに自分から声をかけ、“昔、君のお父さんの球を受けていたんだ”とも伝えたそうだ」

 コントレラスの父親ホセ・コントレラスは、ヤンキースやホワイトソックス、ロッキーズ、フィリーズなどでプレーしたメジャーリーガー。ホワイトソックス時代にはワールドシリーズ優勝を経験している投手。メジャー通算78勝で、1996年アトランタ五輪ではキューバ代表として金メダルを獲得した。今大会は母親の母国ブラジルの一員として出場している。

 3回も続投したコントレラスは4番カイル・シュワーバーに右前打を打たれ、5番アレックス・ブレグマンを三ゴロに抑えたものの、1死三塁で6番カル・ローリーに暴投の四球で1点を失った。ここで17歳の高校生は降板となったが、「強烈な印象を残したこの少年は、きっと一生忘れない思い出を手に入れた」と、ナイチンゲール記者は感銘を受けた一節を記している。

「ジョージアの高校で待つチームメイトや友人たちは、テキサスの球場で起きた魔法のような夜の話を聞くのを、心待ちにしているだろう」

 17歳のジョセフ・コントレラス。今大会での今後の登板はもちろん、野球選手としてどのようなキャリアを歩んでいくのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】1死満塁の場面でジャッジのバットをへし折り、併殺に打ち取ったコントレラス!


 

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配信元: THE DIGEST

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