第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールCは大会4日目を迎え、韓国と台湾が対戦した。ともに1次ラウンド突破の可能性を残す両軍は絶対に負けられない戦いに臨んでおり、応援席のボルテージは最高潮だ。
韓国が1勝1敗、台湾は1勝2敗でこの日のゲームを迎えた。台湾が陣取る一塁側と、韓国の三塁側には、チアリーダー用の特設ステージが用意された。特に台湾チアは開幕から連日のようにキュートな踊りと、笑顔で日本の野球ファンから熱視線が送られる彼女たちは、もはや大会のアイコンとして事欠かせない存在になっている。
チアガールだけでなく、選手たちに声援を送る台湾ファンの圧倒的な熱量も見逃せない。連日のように東京ドームを満員にしており、その声量には脱帽する。投手なら打ち取るたびに、打者はヒットやタイムリーを放てば大歓声が上がる。臨時記者席にいてもその熱量は凄まじく、台湾ファンの声援は言葉は悪いが“恐怖”すら感じてしまうほどだ。それほどグラウンドにいる台湾の選手たちには心強く、逆に対戦相手は耳をふさぎたくなるほどのプレッシャーは想像に難くない。
韓国は前日7日の日本戦で接戦の末に6対8で惜敗。一方の台湾は日本戦で7回コールド負け(0対13)を喫したが、一夜明けたチェコ戦は打線が爆発して大勝(14対0)。息を吹き返した。
文字通り負けられない戦いは、どんな結末を迎えるのか。いずれにせよ、韓国戦が1次ラウンド最終戦となる台湾の試合が明日から見れなくなるのは、少し寂しさを感じてしまう。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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