『CINDERELLA TOURNAMENT 2026〜2回戦〜』後楽園ホール(2026年3月8日)
2回戦 ○天咲光由vs飯田沙耶×
天咲がシンデレラトーナメント2回戦で新人時代から世話になった飯田超え。飯田から激励されると、トーナメント初制覇に向けて、「スターダムの大谷翔平になる」と宣言した。
NEO GENESISの面々がメキシコ遠征に旅立った中、天咲はひとり日本に残ってシンデレラトーナメントに臨むことに。仲間たちから優勝するよう激励されると、1回戦では実力者の山下りなをオーバー・ザ・トップロープで破ってみせた。
2回戦の相手はシングル戦線で結果を残しつつある飯田。2・28後楽園大会での8人タッグマッチでは直接ピンフォール負けを喫し、京都での凱旋マッチとなった昨年の5★STAR GP公式戦でも敗北しており、天咲にとっては雪辱戦となった。
ゴング直後から丸め込み合戦を展開すると、飯田はマシンガン逆水平で先制に成功。ダブルチョップも効果的に叩き込んでいく。天咲も飛びつきDDT、コーナーからのプランチャで立て直し、場外戦ではスイング式DDTを仕掛けるが、踏ん張った飯田が逆に場外ブレーンバスターを繰り出して両者大の字に。2人はリングアウト寸前で滑り込むと、エルボー合戦で火花を散らした。
スイング式DDT、ノーザンライトスープレックスと大技ラッシュに打って出た天咲に対し、飯田もスパインバスター、スライディングラリアット、ファイナルカットで押し返す。リストクラッチ式変型ドラゴンスリーパーでガッチリと絞め上げると、ロープを往復してラリアットを叩き込んだ。そして、達者でな!で仕留めにかかる。しかし、天咲はこれをDDTで切り返すと、すぐさま天橋立でクルリ。逆転の3カウントを奪った。
天咲が逆転勝利で飯田を撃破して2回戦突破。3・11後楽園大会で行われる準々決勝では妃南と対戦することが決定した。
マイクを持ち、「シンデレラトーナメント2回戦、飯田沙耶から勝ったぞ!」と勝利の喜びを爆発させた天咲は、「飯田さん、私が練習生になってから、丸ほぼ5年が経ちます。5年経った今、やっとあなたを倒すことができました。この5年間、悔しいこと、つらいこと、痛いこと、悲しいこと、いっぱいいっぱいあったけど、逃げずに諦めずにやってきたから、今この瞬間があると思ってます。その中でもずっとずっと見守ってくれて、支えてくれて、いい先輩でありがとうございます」と感謝の言葉を飯田に送り、感極まった表情を見せた。
それでも後楽園ホールの隣にある東京ドームで現在開催中のワールド・ベースボール・クラシックで活躍する大谷翔平ばりに「でも、あこがれだけで終わる私じゃないんで。ありがとうございました!」と力強く宣言した。
その言葉を聞いた飯田は「ああ、負けちまったよ。ついに天咲に。なんだ、お前は。隣のどっかの某選手になりたいのか。憧れで終わらない。お前は誰かみたいに二刀流になりてえってか」と苦笑。「まあ、てめえはよ、デビューの時から期待されてて、大変だったよな。あっしと全然違えよ。テッペンに咲く。そうやっててめえはこのリングに上がった。デビューした。てめえは初戦であの山下りなも倒した。そして、あっしも倒した。このシンデレラ、てめえしかなれねえんじゃねえの? てめえがこのシンデレラ優勝して、二刀流になることを期待してるよ」と期待を示した。
受け止めた天咲は「スターダムの大谷翔平になるか!」と断言して歓声を呼び込むと、「まだ私のシンデレラストーリーは続くし、私は自分の力でシンデレラの称号を手に入れます。このシンデレラトーナメント、テッペンに咲くまで天咲光由をよろしく!」とトーナメント優勝を見据えてみせた。
【天咲の話】「スターダムシンデレラトーナメント2回戦、飯田沙耶に勝つことができました。1回戦目、山下りな、2回戦目、飯田沙耶。私は今までデビューして4年間、ずっとずっと負けてばっかで、悔しくて、つらくて、痛い思いもしてきたけど、憧れだけでは終わらせないんで。このシンデレラトーナメント、自分の手でシンデレラの称号を手にして、テッペンに咲きたいと思います。このシンデレラトーナメント、テッペンに咲くまで天咲光由をよろしく!」
【飯田の話】「ああ、光由に負けた。あっしのシンデレラ終わった。チクショー。リング上では光由を称えたけど、やっぱ悔しいもんは悔しいよね。クソ。あっしのドレス姿見たかった方々、すいません。終わりました。また来年あるかわからないですけど、楽しみにしてくれてたなら嬉しいですね。あっしのシンデレラトーナメントは終わったけど、あっしのロードはまだまだ続く。光由も言ってた。諦めなければ絶対につながっているから。あっしはまだまだ諦めないよ。昨日の会場でもキッズに言われたよ。『諦めたらそこで終わりだ』って。その言葉、凄い胸に響いているからさ。これからも飯田魂、大爆発で突き進みます。この筋肉とともに」

