日本代表「侍ジャパン」は3月7日、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)グループC(東京ドーム)で、韓国に8対6で辛勝した。
“永遠のライバル”との一戦で打撃をけん引したのは、MLBの野手陣だった。0対3で迎えた1回裏に3番の鈴木誠也が2ランホームランを放つと、3回には1番大谷翔平、鈴木、4番の吉田正尚が、いずれもソロ本塁打をスタンドに叩き込む。5対5で迎えた7回には、鈴木の押し出し四球と、吉田の2点タイムリーで3点を加えた。結果的に、3人でチームの全打点を挙げた。
メジャーリーガーたちの活躍を、フジテレビ系列「すぽると」に出演した元WBC戦士の内川聖一氏も「素晴らしかったですね」と称賛した。そのなかで、初回にツーシームを右中間に、3回にはスライダーを左中間に、2打席連続でアーチをかけた鈴木に注目した。
鈴木は初回、カウント3-1から相手投手が内角に投げてきたシュートを見逃していた。その際に、内川氏は「たぶん彼のなかで、センターから逆方向に意識が出たと思うんです。そのおかげで右中間にしっかり力強い打球を打てたのではないでしょうか」と見立てる。
初打席の好内容は、第2打席にもつながっていたという。内川氏は「1打席目に自分自身の狙いが上手くハマったおかげもあり、センター中心に打ちに行ったところ、変化球に対してしっかり一度止まったなかで、もう一度スイングできました」と分析する。そして「このタイミングの間合いを、しっかり取れたことが素晴らしかったです」と称えた。
2017年WBCに出場し、前回大会もメンバーに選ばれていたものの直前のケガで無念の辞退となっていた鈴木は、2大会ぶりの大舞台で実力をいかんなく発揮している。
構成●THE DIGEST編集部
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