『APEX CONQUEST 2026 in YOKOHAMA』神奈川・横浜武道館(2026年3月8日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○AMAKUSAvsマーク・トゥリュー×
GHCジュニア王者・AMAKUSAが英国トゥリューの挑戦を退けて2度目の防衛に成功。試合後には覇王時代?の記憶が一部覚醒し、拳王に一騎打ちを申し入れた。
横浜ビッグマッチのセミファイナルを彩った一戦。AMAKUSAとトゥリューには“因縁"があった。トゥリューは昨年のジュニアタッグリーグ戦優勝決定戦で、AMAKUSAのスワントーンボムを受けた際に脳震とうを起こしてレフェリーストップ負け。今年のリーグ戦優勝は逃したものの、その屈辱を清算すべくAMAKUSAに挑戦状を叩きつけた。
同じ横浜武道館を舞台にGHCジュニア王座を懸けて激突。トゥリューのセコンドに付いたパートナーのレイシーが上手く立ち回り、何度もAMAKUSAの気を引いて揺さぶりをかける展開に。出鼻をくじかれたAMAKUSAだったが、トゥリューとレイシーの同士討ちを誘うと、天船を敢行。空中殺法を連発してペースを握った。しかし、トゥリューのリバーススプラッシュ式サマーソルトドロップやブレーンバスター式フェイスバスターなど食らうと、脇腹を痛め、口から出血して動きが鈍る。1年前、トゥリューが怪我を負ったロープに固定してのスワントーンボムも避けられて痛恨の自爆に終わった。
AMAKUSAはコーナー最上段からの雪崩式フランケンで一矢報いたものの、レフェリーと交錯すると、ここぞとばかりにレイシーが介入。トゥリュー&レイシーは串刺しスピアー&串刺しニーをぶち込むと、AMAKUSAを助けようと飛び込んできたブラックめんそーれには合体技ブラックフラッグを決めて排除した。そして、トゥリューはパッケージ式シットダウンパワーボムでAMAKUSAを叩きつけると、トゥリュースタープレスで勝負に出る。だが、AMAKUSAは剣山で迎撃して望みをつなぐと、なおも追いすがるトゥリューにスワンダイブ式カナディナンデストロイヤーをズバリ。一気に開国を投下して3カウントを奪った。
トゥリュー返り討ちでAMAKUSAが2度目の防衛に成功。めんそーれにも感謝してからベルトを掲げたAMAKUSAは「トゥリュー殿。これでそなたとの決着がついたとは言わぬ。また何度でもこの方舟でそなたと戦いたい。あの日の思いは確かに紡いだ。我はこの先の闘いに向け、また歩みを進めて参りまする」と話した。
ところがAMAKUSAはメイン後にも思わぬ“行動"に出る。Yoshiki InamuraとのGHCヘビー級選手権試合に敗れた拳王のもとに現れると「拳王殿、そなたの戦いにはいつも心動かされておりまする。またひとつ、思い出したことがございまする。そなたと同じNOAHを思う強き信念、いつもこの胸にありまする。我と一騎打ち、お願いできませぬか……というお問いかけ、愚問でしょう」と申し入れた。
拳王も「AMAKUSA、いや、覇王。いや、あいつの顔を見ていると、さとうさん…。そう言いたくなってくるかもな。一騎打ち、もちろんいいよ」と承諾。かつて金剛でともに闘った拳王と覇王。覇王がNOAHを追放され、その後酷似したAMAKUSAが現れた。“再会マッチ"ともいうべき一戦が、突じょとして決定的となった。
【AMAKUSAの話】「トゥリュー殿、これでそなたとの決着がついたとは言わぬ。また何度でもこの方舟でそなたと戦いたい。あの日の思いは確かに紡いだ。我はこの先の闘いに向け、また歩みを進めて参りまする」
【試合後のトゥリュー、レイシー】
▼レイシー「本当にトゥリューはよくやったけれど、残念ながらベルトには届かなかった。だけれども、こうしてNOAHに2人で参戦して、2人とも凄く成長できたと思う。タッグとして、今まで以上に強くなったと自分たちは感じている」
▼トゥリュー「今回NOAHに来て、思い通りにはならなかった。トロフィーを持って帰ることもできない。そして、ベルトも持って帰ることもできない。だけれど、絶対にここに必ず帰ってくる。そして、NOAHに帰ってきて、俺たちが必ずNOAHの中でベストタッグチームだということをみんなに証明してみせる」

