ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で現在1次ラウンド3連敗中のチェコ共和国代表は、3月10日、日本代表との対戦を迎える。すでに、決勝トーナメント進出の望みは絶たれているものの、今大会最終戦への意欲は失われていない。
今大会、チェコは初出場となった前回2023年大会と同じく1次リーグでの敗退が決定。ここまで、初戦の韓国戦に4対11で敗れ、続くオーストラリア戦も1対5で競り負けている。3戦目の台湾との試合では、0-14と7回コールドゲームでの敗戦。大会初日からの3連戦、いずれも厳しい苦しい戦いを強いられた。
そして、10日の最終戦は優勝候補にも挙げられている侍ジャパンとの一戦。やはり厳しいゲーム展開となることが予想されている中でも、チェコチームの指揮官、パベル・チャディム監督からは日本戦へ向けての力強い意気込みが発せられている。
チェコ国内メディア『Sports24』が3月8日、前日の台湾戦の試合結果をレポートする記事を掲載。その中で同メディアは、「チェコは東京でいまだ勝利なし。韓国、オーストラリアに続く3連敗。台湾戦はその中でも最も大きな敗戦となった。最下位を避ける可能性は理論上残るのみで、チームの状況は極めて厳しくなっている」と現状を評している。
だがその一方で、「グループ最終戦は開催国の日本との対戦。チェコ代表は台湾戦とは違う姿を見せ、印象を挽回したい考えだ」などと綴っており、チャディム監督のコメントを紹介。台湾戦から2日の休養を挟んで臨む日本との対戦を見据え、以下のような言葉を残している。
「(連敗からチームを)立て直すために2日間ある。世界レベルの試合を3日連続で戦うのは簡単ではない。この2日間で気持ちをリセットし、日本との試合を楽しめるようにしたい」
さらにチャディム監督は、「今日はうまくいかなかった。だが日本戦では、本来の我々の野球を見せたい」と述べるなど、大会最終戦への胸中を明かしている。
もちろん、チェコ代表指揮官の言葉は対戦相手への敬意も込められたものであり、過去3戦でも、同様の内容のコメントが語られている。望んだ結果が得られなかった今大会だが、最後に侍ジャパンとのゲームで意地を見せられるか。まさに、国内外からの注目が集まる一戦となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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