現地3月8日、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールDでドミニカ共和国はオランダと対戦し、12対1の7回コールド勝ちを収めた。
MLB球団の看板選手を揃えたドミニカ共和国は、初回から4番ブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリーなどで2点を先制する。その後も、3回にはゲレーロJr.の2ランホームラン、5回にはジュニオール・カミネロの3ランやオースティン・ウェルズのソロなど、5回までに大量10点を奪った。そして7回にはフアン・ソトの2ラン本塁打で、コールドゲームを成立させた。
今大会のここまでの成績を2勝0敗としてプールDで首位に立った一戦では、スター選手による指揮官への“抵抗”があったという。MLB公式サイト『MLB.com』が「『いいえ…僕に打たせて』ソトがホームランで試合を決め、ドミニカ共和国のコールド勝利を締めくくる」と題した記事で、アルバート・プーホルス監督とソトのやり取りを紹介した。
同メディアは「(10対1と)9点差をつけて試合が完全に手中にあると思われたなか、プーホルスは主力選手の何人かを交代させ、控え選手に出場機会を与えることを計画していた。あと1点で試合が早期終了することを十分理解していたソトは、その計画に賛成しなかった」と伝えた。
ソトは「次のイニングで打者を迎えることが分かっていたブルペンの投手たちを助けたかった。彼(プーホルス)は僕を交代させようとしたが、僕は『いいえ、続けよう、僕に打たせて』と言った」と語ったという。
そして「ソトは自分の言葉通りに行動し、ボールを右中間のスタンドに運んだ。ソトはダッグアウトの方を向き、監督に対して『言った通りでしょう』と言うように指をさした。『美しい経験だ』とソトは語った。『今日はホームランが試合を決めたが、まだ長い道のりがある』」と記事を結んだ。
グループDでトップに立ったドミニカ共和国は、1次ラウンド突破を2位で突破すればグループC首位が決まった日本と準々決勝で対戦する。グループDを1位で通過し、準々決勝を勝ち抜けば準決勝で日本と激突する可能性がある。
構成●THE DIGEST編集部
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