現地3月8日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンド・プールBのイタリア対イギリスが行なわれ、7対4でイタリアが勝利。前日7日に行なわれたブラジル戦(8-0)に続いて、2連勝を飾った。
イギリス戦は初回に2点を失ったものの、3回に反撃。イギリス先発のオーウェン・ワイルド(レイズ・マイナー)から先頭の7番アンドリュー・フィッシャー(ブルワーズ・マイナー)がソロ本塁打を放つと、続く8番JJ・ドラツィオ(エンジェルス・マイナー)が2者連続本塁打。一発攻勢で2対2の同点に追いついた。
4回には5番ザック・デゼンゾ(アストロズ)が二塁打で出塁すると、2死三塁から第1打席で本塁打を放ったフィッシャーが一塁内野安打でイタリアが逆転に成功した。さらに2死一、二塁の場面でマイルズ・マストロブオーニ(マリナーズ)が適時二塁打を放って4対2。続く1番ダンテ・ノーリ(フィリーズ・マイナー)が二塁内野安打で5点目を加えた。
5回にも四球のデゼンゾを一塁に置いて、6番サム・アントナッチ(ホワイトソックス・マイナー)適時三塁打。相手二塁手ジャズ・チゾムJr.(ヤンキース)の暴投もあって、アントナッチは一気に本塁に生還した。
7対2とイギリスを大きく突き放したイタリアは、8回にチゾムJr.の適時打などで2点を失ったものの、最後まで逃げ切って7対4で勝利した。この結果、プールBはイタリア、アメリカ、メキシコが2連勝し、イギリスとブラジルが2連敗となっている。
ブラジル戦に続く白星にイタリアの各メディアは狂喜乱舞。『Gazzetta dello Sport』紙は「その時がきた。イタリアは2試合で2勝と好スタートを切り、前回大会に達成した目標の準々決勝進出へ向け、希望をつないだ」と報じた。
「予想通りの勝利となったが、イギリス戦は決して簡単な試合ではなかった。それでも2連勝はこれまでにない最高のスタート。2勝で並んでいるのはアメリカとメキシコだ。2勝したことで次回大会の自動出場が確定。イタリアの次の相手は優勝候補のアメリカだ」
イタリアメディア『OA Sport』もイギリス戦の勝利を報道。「フランシスコ・セルベリ監督が率いるアッズーリがイギリスを7対4で破り、アメリカ、メキシコの対戦に弾みをつけた。ブラジル戦のような盛り上がりには欠ける試合だったものの、貴重な勝利だったことは間違いない」と伝えた。
2勝のイタリアは10日にアメリカと、11日にメキシコと対戦。上位2チームしか1次ラウンドを突破できないなか、イタリアはアメリカとメキシコを相手に、どのような戦いを見せるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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