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「ついに喜びを噛みしめた」 ヘッド弾2発で長い沈黙を破った上田綺世に多方面から賛辞! OBからは「ボールを全て足元から弾いてしまった」と厳しい指摘も…

「ついに喜びを噛みしめた」 ヘッド弾2発で長い沈黙を破った上田綺世に多方面から賛辞! OBからは「ボールを全て足元から弾いてしまった」と厳しい指摘も…

現地時間3月8日に行なわれたオランダ・エールディビジ第26節で、フェイエノールトはNACブレダに3-3で引き分けたが、このアウェーマッチで上田綺世が9試合ぶり(公式戦では12試合ぶり)の得点を記録している。

 19分にCKでファーポストからの力強いダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、昨年12月7日の15節ズヴォレ戦(4得点)以来となるゴールを挙げた日本代表ストライカーは、2-3のビハインドで迎えた52分にも左からのクロスを頭で合わせて2点目をマークし、今季リーグ通算得点を20(得点ランキング首位)に伸ばすとともに、勝点1を苦しむチームにもたらした。

 データ専門サイト『FOTMOB』によれば、彼は86分にベンチに退くまで、ボールタッチ28回、シュート3回(枠内2回、枠外1回)、パス16回(成功9回)、ドリブル2回(成功1回)、逸機1回、クリア2回、ボール奪取2回、デュエル10回(勝利3回)、被ファウル2回というスタッツを記録。そして同メディアは、10点満点で「8.8」という両チーム単独最高点を上田に与えている。

 フェイエノールトが降格圏に沈む相手に不安定な守備から3度も失点を喫して勝利を奪えず、首位PSVとの勝点差を19まで引き離された事実もあり、現地メディアや有識者の関心はロビン・ファン・ペルシ監督の処遇に向けられたが、そんな中で上田に対しては複数のメディアがポジティブに言及している。
  まずオランダの日刊紙『De Telegraaf』は、「フェイエノールトが非常に良いプレーを見せてNACを押し込む中、上田が2026年初得点となるゴールを頭で決めた。このCKからの一撃に、NACのGKは為す術がなかった」「(2点目では)日本人選手は自らの得意技を見せ、ヘディングでスコアをタイに戻し、勝点を自チームにもたらした」と綴った。

 またオランダの公共放送『NOS』は、先制弾を「この日まで11試合無得点だった得点ランキング首位の上田は、アニス・ハッジ・ムサのCKから絶妙なヘディングシュートを決め、ついに喜びを噛みしめた」、同点弾については「日本人選手は再び力強いヘディングシュートを披露し、ボールを頭でカーブさせながらクロスバーの下を叩き、3-3の同点とした。上田にとって、今季20ゴール目となった」と、それぞれ伝えている。

 日刊紙『Algemeen Dagblad』では、元オランダ代表MFでフェイエノールトOBのヴィレム・ファン・ハネヘムが「上田は見事なゴールを2つ決め、(2点目を決めた)MFルシアーノ・ヴァレンテもこれまでより良かったし、左SBのジョーダン・ボスはとても速かった」と、より印象的だった選手のひとりに背番号9を挙げた。

 しかし、この辛口のコメンテーターは続け、「試合が進むにつれてフェイエノールトのレベルがまたもや悲惨なものになっていった点も認めざるを得ない。上田はボールを受けても全て足元から弾いてしまうし、ボスは試合のかなりの時間帯で不安定な印象を与え、ヴァレンテはあまりにも多くのタスクを自分ひとりで背負い込もうとしていた」とも指摘している。

 一方で彼は、55分に上田がペナルティーエリア内で相手DFにユニホームを引っ張られてピッチに倒れ込んだ場面(主審もVARもPKには該当しないと判断)については、「上田は引き倒されていたし、あれはPKになるべきだった」との見解を示している。ちなみにオランダのサッカー専門サイト『FC UPDATE』もこの判定に注目し、「これはファン・ペルシ監督にとって理解しがたいものだった。PKが与えられなかったために、彼は第4審判に対して激しい怒りを示していた」と報じた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】NAC戦では頭で2ゴールを挙げた上田綺世
 

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