3月10日に行なわれた第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)グループCのチェコ戦で、日本代表「侍ジャパン」の右腕・髙橋宏斗は先発し、5回途中まで無失点の好投だった。
チーム集合以来、2月から実戦で投げてきた髙橋は、3月3日の阪神タイガースとの強化試合の2回無安打3奪三振1死球など、3試合すべてで無失点だった。
ただWBCが開幕して以降は出番がなく、満を持して迎えたチェコ戦では、初回から155キロ前後の速球や150キロ近い高速スプリットなどを駆使して力投した。
最後まで相手に二塁すら踏ませない、安定した投球を披露。1次ラウンド最大投球数の65球に迫る63球を投げ、4回2/3で2安打5奪三振1四球の好内容だった。
首脳陣にとっても好印象だったようだ。試合後に取材に応じた吉見一起投手コーチは、「力むと(ボールが)あちこちに(散り)、特に引っかける印象があったんですけど、すごく力を抜いたなかでも、しっかり出力を上げて、投げてくれました」と振り返った。
そして「僕らのなかではバテるだろうというイメージがあったので、相当気持ちも入っていましたけど、想像以上に投げてくれたので、良かったです」と予想以上の投球だったと明かした。
今回の投球で吉見コーチに「計算は立った」という評価を受けた髙橋は、準々決勝以降では1次ラウンドよりも重要な場面を託される可能性もありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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