野球の日本代表「侍ジャパン」は3月10日、ワールド・ベースボール・クラシック1次ラウンド最終戦、チェコ代表に9-0で勝利を収めた。日本はすでに1位通過を決めており、試合結果がチーム成績に影響がない、いわば消化試合となった一戦。大谷翔平、鈴木誠也らとともにスターティングメンバーを外れたのが近藤健介だ。
今大会では3試合に出場し、13打席で2三振1四球2得点。いまだヒットが無い。前回大会では14年ぶりの世界一奪還に貢献し、24年にはリーグ首位打者とシーズンMVPを獲得。プロ通算打率3割超え、出塁率.417のアベレージヒッターが今大会は、らしくない姿で苦しんでいる。
今回の試合でスターティングメンバーを外れた際には一部ファンから、復調のきっかけをつかむために出場した方が良いのではないか、という旨の声がネット上を中心に上がった。
今回の欠場には、どのような意図があったのか。金子誠ヘッドコーチは、通常であればシーズンオフというタイミングがベテランのコンディション調整を難しくしている可能性があると示唆。そのうえで「今日もDHできっかけ(作りをするのは)どうなの?って監督と話したけど、1回空けようという話になった。日本ラウンドは忘れて向こう(米国で行なわれる決勝ラウンド)で再スタートしようって話だった」と説明した。
さらに今後の起用法についても言及。「(先発・ベンチ起用は別にして)去年の終盤は代打を打っていた時もあった。(代打の切り札として)いるっていうのは心強い。良ければ最初から使っているだろうというのもあるが」と語り、負けたら終わりの一発勝負では状態を見極めたうえでの起用法を語った。
佐藤輝明、森下翔太、そして同僚の周東佑京など、活躍している選手もいる中で近藤はアメリカで本来の実力を発揮できるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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