
アップアップガールズ(2)が3月10日、東京・タワーレコード渋谷にて5th EP「終わりよければすべてよしじゃない」のリリースイベントを開催した。ミニライブではリード曲の「終わりよければすべてよしじゃない」を含む5曲を歌唱。途中ではメンバーそれぞれが鼻リコーダーや側転などの特技を披露し、会場に集まったファンを沸かせた。
■鍛冶島が得意の鼻リコーダー進化バージョンを披露
アップアップガールズ(2)は2017年に、アップアップガールズ(仮)の妹分として結成したグループ。2025年11月には兵藤美波、今田花琳、藤永みれいが加入し、現在は高萩千夏、鍛治島彩、島崎友莉亜、新倉愛海との7人で活動を行っている(今田は体調不良によりイベントを欠席)。
新メンバーにとっては、今作が初参加の作品。初めてのリリースイベントに兵藤は、「夢のようです。こうしてCDを出させていただけるのが本当にうれしいので、一人でも多くの方に届いたらいいなという気持ちでパフォーマンスを頑張りたいと思います」と元気に意気込みを語り、藤永は「まだ実感が湧かなくて、なんかもう、ふわふわしてます」とはにかむ。
そして、「メンバー一人一人を覚えてほしい」という鍛治島の呼び掛けで始まった特技披露では、まずは新倉が鮮やかに側転を決めると、島崎は一発ギャグ三連発、高萩は“モテ”歌唱を披露。さらに鍛治島は大谷翔平選手の二刀流を超えると宣言して、左鼻でピアニカ、右鼻でリコーダー、右足でタンバリン、口で笛ラムネという四刀流の楽器演奏にチャレンジ。みごと成功させて、会場から大きな拍手を送られる。
続いて藤永は、「最近、貯金が趣味で。鎖骨に10円玉を乗せます」と言って、鎖骨の窪みに10円玉を20枚積み上げるという地味にすごい技を披露する。
そしてトリを務めた兵藤はトランペットを取り出すと、「天空の城ラピュタ」の名曲「ハトと少年」を演奏。正統派の特技に会場からは感嘆の拍手が集まるが、これに鍛治島が触発され、急遽トランペットと鼻リコーダーによるセッションが実現。「侍ジャパンへの応援の気持ちを込めて」というと、観客からの手拍子に乗って、今回のWBC応援歌の「タッチ」を息ぴったりに奏でてみせた。

■新メンバーの目標は、自分の力でZeppに立つこと
ミニライブ後には囲み取材に応じた6人。デビューからの特技である鼻リコーダーをどんどん進化させている鍛治島は、「限界はまだ感じてないです! これからも鼻で吹けるものを集めていきたい。挑戦していけたらなと思っています。今年こそ憧れのくまだまさしさんと共演できるように頑張りたい」と、まだまだ上を目指すことを宣言。
初のリリースイベントを終えた兵藤は、「私はアイドルが大好きで、初めてリリースイベントに来たのがこの渋谷のタワーレコードさんだったので、今日こうして自分がアイドルとしてここに立てたのが本当にうれしいです。これからも立ちたいステージがたくさんあるので、一つ一つかなえていけるように頑張りたいです」と感無量の様子で語る。
藤永も、「この渋谷店さんはアイドルがリリースイベントをする場所という印象だったので、こうして自分がアイドルになってこのステージに立てたことがすごくうれしいです。これからもっともっと成長していきたいなって思いました」と意気込みを述べる。
続けてこれからの抱負を聞かれると、兵藤は「私はこの大好きなグループに長年憧れ続けて、ようやくアイドルになれたので、今のメンバーだったり楽曲だったり、そういったものを大切にして、パフォーマンスをたくさんお届けできるアイドルになりたいです。まずはもう一度、Zeppのステージに立ちたいです」と、力を込めて答える。
同グループは昨年(2025年)12月にZepp DiverCity(TOKYO)でワンマンを成功させており、新メンバーにとってはいきなりの大舞台だった。藤永も「前回のZeppは自分の力ではなくて、もともと用意していただいたステージだったので、今度は(自分の力で)メンバーとして、Zeppのステージにまた立てるようにしたいです」と、兵藤と気持ちを合わせる。
また藤永は、「アイドルを目指したきっかけが、自分と同世代の女の子たちが一生懸命頑張ってる姿を見て、自分も元気をもらえたというか。自分も人に元気を与えられるような存在になりたいと思ったからなので、ファンの方たちに『明日も頑張ろう』と思ってもらえるようなパフォーマンスをお届けできるアイドルになりたい」と、目標を語る。
アップアップガールズ(2)は、4月29日(水)から、7都市を巡る全国ツアー「にきちゃん大結束っ!!春ツアー2026」を開催する。最後に高萩が、「グループとしては10年目を迎えるので、グループとしての成長、新体制としての変化をたくさんの方にお届けできたらなと思います。新メンバーも3人加入してくれたので、今まで発信できなかった魅力をたくさん出せるように頑張りたいと思います」と、会場、配信で見守るファンにメッセージを送った。
◆取材・文=鈴木康道


