シカゴ・カブスの専門メディア『CHICITY SPORTS』は現地3月9日、「タイロンの苦戦が続き、先発陣の層が厚くなっている」と題し、新シーズンの先発陣員に対する状況を振り返る記事を掲載している。
同メディアは、開幕にあたって信頼をおける先発投手を揃えた同球団に対して「先発ローテーションに自信を持ち、チームが他の問題により集中できるような層の厚さを享受してキャンプに取り組んだ」と前置き。そのうえで「開幕に近づくにつれて安心感は失われつつある」として、今永昇太らの投手陣の状況を次のように伝えている。
「今永昇太は球速が上がり、全般的に健康状態も良好であるにもかかわらず、今春は調整を繰り返している。控え投手として期待されていたスイングマンのジョーダン・ウィックスは投球腕の神経痛のため、現在は欠場している」
さらに記事のタイトルにもあるジェイムソン・タイヨンにも言及。現在はカナダ代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加している投手に関して直近のパナマ戦での同選手の球速に懸念する。
「カナダ代表として先発登板したタイロンの成績はまずまずだった。3.2イニングを投げ、1失点、3奪三振と好調だった。しかし、ピンチを切り抜けられたのは幸運だったようで、平均時速90.8マイル(約147.3キロ)の速球は懸念材料である」
今永もオープン戦で3試合に先発し、初戦で勝利を挙げたものの、続く2試合でどちらも3失点を喫するなど決して状態がいいとは言えない。
それを憂慮した同メディアは「今永の苦戦とウィックスの負傷も相まって、シーズン開幕まであと2週間余りとなった現在、カブス先発陣の層の厚さにかなり早い段階で負担がかかっている」とも記述。そして、頼れるはずのピッチャー陣が心配要素に挙がっている中で「タイロンには状況を好転させるチャンスが訪れるだろう」とカナダ代表投手に期待を寄せた。
構成●THE DIGEST編集部
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