『NEW JAPAN CUP 2026』香川・高松市総合体育館・第1競技場(2026年3月12日)
2回戦 ○成田蓮vs小島聡×
ベテランの小島が奮闘したものの、成田が悪らつ勝利を挙げて、NEW JAPAN CUP準々決勝に進出した。
HOUSE OF TORTUREの新たなリーダーとなり、NEVER王者として今年のNEW JAPAN CUPに臨んだ成田は、1回戦でタイチと激突。H.O.Tの面々を乱入させると、金丸義信に裏切り偽装までさせて、無法勝利を手にした。
2回戦の相手は、石井智宏の首の負傷により、急きょ4年ぶりに出場することになったキャリア35年の大ベテラン・小島だ。試合に向けて、成田は小島を「ケツを拭く紙にもなりゃしねえ男」と嘲笑していた。
単身でリングインした小島に対し、成田はこの日もH.O.Tのドン・ファレ、チェーズ・オーエンズ、ディック東郷を引き連れて入場。ゴングを待たずに小島に襲いかかり、場外に投げ捨てた。すかさずセコンドの3人が小島を暴行する。小島が反撃に転じても、串刺しジャンピングエルボーを成田はレフェリーを盾にして防御。混乱に乗じてセコンドがまたも介入すると、成田はパイプイスで小島の古傷である左ヒザを痛打した。そこから厳しい一点集中攻撃を仕掛ける。
一方的な時間が続いたが、「小島」コールが巻き起こると、大ベテランの闘志に火が灯る。絶叫してマシンガン逆水平を決めると、「いっちゃうぞ、バカヤロー!」からダイビングエルボードロップを投下。ローリングエルボー、DDTもさく裂した。ヒザ十字固に捕まると、一転してギブアップ寸前に追い込まれるも、執念のロープエスケープを見せて、起死回生のコジコジカッターを決める。
小島はラリアットを予告するが、成田は浅見レフェリーを盾にして防いで、無法地帯を作り上げる。すかさずファレらが乱入し、連続串刺し攻撃を浴びせると、東郷は股間に手刀を振り下ろした。暴走は続き、東郷がテーブルを投入。コーナーに立てかけると、成田はそこめがけてのブリザードスープレックスを狙う。
だが、小島は意地を発揮。H.O.T.の面々を同士討ちで排除すると、成田が改良型プッシュアップバーを持ち込んでも、小島はラリアットでそれを振り払い、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。さらに、こん身のラリアットがクリーンヒットした。
ここで、小島がフォールに入ったものの、オーエンズがレフェリーのカウントを妨害。無法地帯をいいことに、またもH.O.Tの面々が乱入し、コーナー前に設置したテーブルに小島を寝かせると、ファレがダイビングボディプレスを投下した。テーブルがへし折れるほどの衝撃で小島が大ダメージを負うと、成田はダブルクロスでダメ押しして3カウントを奪った。
ブーイングが響く中、成田がNEW JAPAN CUP2回戦を突破。バックステージでは大の字になりながらも、「テメエはな、やっぱりな、何も役に立たねえ役立たずなんだよ、わかったか。小島、ざまあみろ」と小島を嘲笑した。メインイベントの結果を受けて、3・15甲府大会での準々決勝ではボルチン・オレッグと対戦することが決定した。
一方、小島もコメントスペースで倒れ込んだものの、「粉々だ。粉々だろ……。これ以上ないぐらいやられて……。俺は……俺はプロレスラーだぞ。プロレスラーはまた明日立ち上がる。それだけだ」と視線を前に向けていた。
【成田の話】「(※うつ伏せに倒れ込んで)フハハハハ、フハハハハハハ。(※仰向けになって)見たかよ、小島。テメエはな、やっぱりな、なにも役に立たねえ役立たずなんだよ、わかったか。な、小島、ざまあみろ……」
【小島の話】「(※フロアに倒れ込んで仰向けになる。しばらく無言ののち上半身を起こすが、再び大の字になってしばらく無言。あらためて上半身を起こしながら)クソッ……。(※ふらつきながら片ヒザを着いた状態になり)粉々だ。粉々だろ……。これ以上ないぐらいやられて……。(※ゆっくり立ち上がって)俺は……俺はプロレスラーだぞ。(※ゆっくりと控室へ向かいながら)プロレスラーはまた、明日立ち上がる。それだけだ。クソッ……」

