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2つの「新作」発表で勘違い続出? 『ドラゴンボール』作品同士のつながりを徹底解説

2つの「新作」発表で勘違い続出? 『ドラゴンボール』作品同士のつながりを徹底解説


発表された2本の新作は、いずれも『ドラゴンボール超』につながる物語となる。画像はドラゴンボール超 TVシリーズ コンプリートDVD BOX 下巻(ハピネット)

【画像】「えっ、ムチムチだ」「ヤムチャ目が逝ってる」これが、新たに立体化された「風呂上がりのブルマ」です(4枚)

勘違いしている人も多い『ドラゴンボール』新作アニメ

 昔も今も変わらぬ人気で多くのファンから愛されている『ドラゴンボール』の新作アニメ『ドラゴンボール超 銀河パトロール』の制作決定と、「破壊神ビルス編」のエンハンスド版となる『ドラゴンボール超 ビルス』の2026年秋からの放送が発表されました。

 どちらも、2026年1月25日の同じタイミングに発表されて混同している人もいるかと思いますが、『ドラゴンボール超 銀河パトロール』と『ドラゴンボール超 ビルス』は、それぞれ別の作品です。2015年から2018年に放送された『ドラゴンボール超』の続編となるのが『銀河パトロール』、『ビルス編』は逆に『超』の導入部を再編集したものです。

 異例の2作品同時発表で勘違いをしている人もいるようですが、これは『ドラゴンボール』の世界は今なお広がりを見せているということかもしれません。そこで一度、『ドラゴンボール』の作品世界を整理しましょう。

 TVアニメでは「無印」と呼ばれる最初のシリーズ以降、原作完結まで描いた『ドラゴンボールZ』、原作完結後を描いた『ドラゴンボールGT』、『Z』の再編集版『ドラゴンボール改』、アニメオリジナルの『超』、鳥山明先生原案の『ドラゴンボールDAIMA』の6シリーズがあります。

 しかし、この6つの作品が必ずしも同じ時間の流れの作品ではありません。それが明確になったのが、『Z』劇場版とは別の設定で『超』劇場版に登場した「ブロリー」や、『GT』で初登場した「超サイヤ人4」が、歴史的には過去にあたる『DAIMA』で登場したことでした。

 つまりふたつの作品が同じ時間軸ではないことを示したわけです。これを矛盾だと考える人もいるようですが、『ドラゴンボール』の世界観から紐解くと、明確な答えが原作にありました。


作中の歴史が一本道ではないことを示した作品のひとつ、アニメ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』の場面写真 (C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション

「時系列」がおかしくてもOK? 巧妙で明快な世界観

 作品ごとに異なる時間軸が存在する理由は明白です。『ドラゴンボール』は、異なる歴史がいくつも存在する世界だからです。現代風にいえば「マルチバース」の上に成り立っている世界ということです。本編でも「人造人間編」で明示されていました。

 そう考えると、歴史のつじつま合わせというのは些細な話で、主人公「孫悟空」のバトルと冒険が楽しめれば、どんな世界でも『ドラゴンボール』ワールドといえるでしょう。そういう点では他の歴史の長い人気シリーズよりも明確でわかりやすい世界観かもしれません。

 TVアニメでこれをうまく生かしたのが『超』の「ゴクウブラック」との戦いでした。ここでは通常ならありえない悟空同士の戦いを描いています。このエピソードはマルチバースという世界観を存分に生かし、現在と未来のふたつの場所で戦う展開でした。

 こうした同じキャラクターが同時に存在するという点を活かしたのは、ゲームの方が巧みだったかもしれません。筐体ゲーム「スーパードラゴンボールヒーローズ」の配信アニメでは「身勝手の極意」の悟空と、超サイヤ人4の悟空の共闘といった夢の展開がありました。

 ちなみに今回発表になった『銀河パトロール』は、マンガ版では劇場アニメ『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』より前の時間の話になります。そういったことから、「孫悟飯ビースト」や「オレンジピッコロ」は登場しないことでしょう。

 こういった作品同士のつながりを知っていくと、『ドラゴンボール』ワールドはいっそう楽しめるでしょう。何はともあれ、早く新作を観たいと思う人は多くいることでしょう。

配信元: マグミクス

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