ワールド・ベースボール・クラシックは1次ラウンドが終わり、次戦から準々決勝ラウンドに突入。プールCを全勝して首位通過した日本代表「侍ジャパン」はプールD2位のベネズエラ代表との対戦が決まった。
客観的に見ると、MLB公式サイトのパワーランキングで1位に立つ前回覇者の侍ジャパンがやや優勢か。しかし、米野球専門ポッドキャスト『Foul Territory』に出演する元米国代表のエリック・クラッツ氏は、ベネズエラによる番狂わせは「十分可能だ」と語る。
「もちろん可能だ。間違いなくできるが、下位打線4人から何も生まれないままではダメ。何かを引き出さなければならない。打順を入れ替えるのか、それとも交代して調整するのかは分からないが」
続けて、「ベネズエラにとって最良のシナリオは、(先発予定の)山本由伸の球数を増やし、日本のブルペンの弱点を突くことだ。日本のブルペンについてそれほど詳しくはないが、山本のような力強い投球をする投手はいないだろう」と話したクラッツ氏。昨年のワールドシリーズMVPにイニング数を稼がせず、層の薄いブルペン陣の出場機会を増やせれば、ベネズエラのチャンスが拡大すると主張した。
さらに、ベネズエラの先発左腕レンジャー・スアレスの投球は「私が知る日本チームの打者の多くが苦手とする球種だ」とコメント。特に大谷翔平に対しては昨年のポストシーズンで3打数無安打に抑えており、“大谷キラー”として知られている。
その上で、日本は「百戦錬磨のチームだ」と評価。練習期間が長く、準備万端という状態であり、付け入る隙はそれほど多くないと示唆した。
WBCでは初顔合わせとなる両国のカード。注目の準々決勝は、日本時間15日の午前10時にプレーボールだ。
構成●THE DIGEST編集部
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