NBAの長い歴史で数多の栄冠を掴んできた名門チームで、2人の日本人選手によるマッチアップが実現した。
現地時間3月12日、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでシカゴ・ブルズと対戦し、142-130で勝利。通算8度目の日本人対決が実現し、レイカーズの八村塁が15得点、ブルズの河村勇輝が3得点、2アシストをマークした。
3連勝中のレイカーズは、マーカス・スマートが戦列を離れた代わりにレブロン・ジェームズが4試合ぶりに復帰。ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、八村、ディアンドレ・エイトンとともに先発に並んだ。
対するブルズはジョシュ・ギディー、トレ・ジョーンズ、レナード・ミラー、マタス・ブゼリス、ジェイレン・スミスの布陣で臨んだ。
試合はレイカーズが先手を取り、主導権を握る。八村は開始1分42秒にベンチに座る河村の目の前でターンアラウンドジャンパーを決めると、第1クォーター残り8分には3ポイントをヒット。ただ、ブルズもギディーやブゼリスを中心に追い上げ、26-26の同点で最初の12分間を終える。
第2クォーターは河村が魅せる。スタートから投入された背番号8は開始40秒、いきなり“キング”レブロン越しに3ポイントを突き刺すと、直後の速攻ではバックボードを使って後ろを走るブゼリスのアリウープを演出(ボードを使ったプレーのためアシストはつかず)。攻撃のテンポを上げ、チームにアクセントを加えた。
河村は2分44秒のプレーでベンチに下がったが、試合は勢いに乗ったブルズがリードを奪う展開。そのなかでレイカーズはドンチッチを起点に追い上げを図ると、八村が前半残り3分19秒から逆転の3ポイント、ミドルジャンパー、前半終了間際のダンクを叩き込み、67-62とリードして折り返した。
下位に沈むブルズ相手に思わぬ苦戦を強いられたレイカーズだが、後半、一気に試合を決めにかかる。
レブロンのダンクを皮切りにドンチッチ、リーブスの連続3ポイントで26-9のランを作り、開始6分で22点差に拡大。ブルズもこの日27得点、15アシストをあげたギディーを中心に最後まで抵抗を見せたが、レイカーズがスターパワーで押し切り快勝を収めた。 後半の河村は第3クォーター残り1分24秒に出場。残り53秒にギディーの3ポイントをアシストすると、第4クォーター残り9分19秒までコートに立ち、一度ベンチへ。敗色濃厚の残り3分19秒に再投入され、終盤に放った3ポイントこそ決められなかったものの、1本のアシストを加えた。
最終的なスタッツは10分8秒の出場で3得点(フィールドゴール1/2、3ポイント1/2)、1リバウンド、2アシスト、1ターンオーバー。前半のハイライトプレーに加え、ディフェンスでは何度かレブロンや八村と対峙するシーンもあり、持ち前のエナジーを持ち込んだ。
対する八村は両チーム最長となる40分13秒のプレータイムで15得点(フィールドゴール6/10、3ポイント3/5)、1リバウンド、1アシスト、1スティールと貫禄のプレー。後半は第3クォーター序盤の3ポイント1本にとどまったが、4戦連続の先発でチームは4連勝と起用に応えている。
なお、レイカーズはドンチッチが加入後最多、自身8度目の50点超えとなる51得点の大爆発。10リバウンド、9アシストもあげてトリプルダブルに迫ったほか、リーブスが31得点、7アシスト、エイトンが23得点、10リバウンド、レブロンが18得点、7リバウンド、7アシストと続いた。
41勝25敗でウエスタン・カンファレンス3位に浮上したレイカーズは次戦14日(日本時間15日)、ホームで宿敵デンバー・ナゲッツと対戦。これでホーム5連戦を終えると、アウェー6連戦に出発する。
一方27勝39敗でイースタン・カンファレンス12位のブルズは明日、連戦でロサンゼルス・クリッパーズと戦い、アウェー5連戦を締めくくる。
構成●ダンクシュート編集部
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