ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2度目の連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」において、前回大会に続き、今回も吉田正尚が存在感を見せつけている。
1次ラウンドまでで、打率.500、2本塁打、6打点という数字もさることながら、韓国戦、オーストラリア戦と、接戦の展開で殊勲の一打を放つなど、チーム屈指の勝負強さも健在だ。
一方で、所属4シーズン目となるボストン・レッドソックスでは、今季もレギュラー争いで苦戦を強いられると見られており、昨季もしばしばトレード要員に挙げられながら、高額の契約内容がネックとなり放出も困難と報じられた。現在も球団内で微妙な立場であることに変わりはない。
しかし、今回のWBCでの活躍で、レッドソックスでの起用法に変化はあるのか。大会期間中では当然、現地メディアでも吉田のパフォーマンスに関する報道が取り沙汰されている。
レッドソックス専門サイト『OVERTHEMONSTER』では3月11日、新シーズンに向けた特集記事として、「ジャレン・デュランか、それとも吉田正尚か レッドソックスの開幕戦DHは誰になる?」と銘打ったトピックを掲載した。
記事では、吉田のWBCの成績などをフォーカスし、「現時点で大会MVPの有力候補」と評しており、同じく、メキシコ代表レギュラーとしてプレーしたデュランとの役割について言及。同メディアは、「この2人はレギュラーシーズンが始まれば、レッドソックスのDH(指名打者)枠で出場機会を争う可能性が高い」と指摘。同メディアは、「現時点では、デュランがやや有利」としながらも、「しかし、吉田のようなコンタクト重視の打撃スタイルは、レッドソックスのロースターでは比較的珍しいタイプだ」とも評価している。
また、3月12日には、『Sports Illustrated』でも吉田の新シーズンを占っており、やはり、「現状のボストンでは出場機会への明確な道筋が見えない」などと主張。それでも、同メディアは、「とはいえ、それが彼に才能がないことを意味するわけではない。例えばWBCでは、日本代表の一員として圧倒的に目立つ存在となっている」と賛辞も綴っている。
今大会の活躍がレッドソックスのポジション争いにどれだけの影響を及ぼすことになるのか。いずれにせよ、吉田は残りの試合でも日本の連覇に貢献するバッティングを見せるのみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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