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【テニスルール虎の巻】着用禁止の「不適切なウェア」とは何を基準に判定されるのか<SMASH>

【テニスルール虎の巻】着用禁止の「不適切なウェア」とは何を基準に判定されるのか<SMASH>

多くのアマチュアは自分自身でゲームの判定を下す『セルフジャッジ』でテニスの試合をしています。「自分で判定するなら簡単だ」と思うかもしれませんが、それは大間違い。いい加減な判定によってトラブルを起こすことが多々あるからです。

 そうしたトラブルなしで試合を楽しむには、とにかくルールに詳しくなることが大切です。そこでテニス四大大会の出場経験を持つ元プロ選手で現在公認審判員も務める岡川恵美子氏にケース別でルールについて解説してもらいました。

 今回は「テニスウェア」についてです。

 ルールでは「テニスに不適切なウェア」を着用して試合をすることが禁止されています。では、何を基準に「不適切」と判定するのでしょか?

   ◆    ◆    ◆

 基本的には「見た目」です。ルールブックを見ると、ウェアはもちろん、帽子、ヘッドバンド、リストバンド、ソックス、シューズ、ラケット、さらにはバッグ、タオル、備品にいたるまで細かく指定されています。

 その代表例が練習や試合を行なう際に必ず白色のウェアを着用しなければならないという『オールホワイトルール』を運用するウインブルドンでしょう。

 ですが、メーカーのロゴマークの大きさの規定などは、大会によって変更されることがあります。

「絶対にダメ」なのは、テニスウェアらしくない服装です。よれよれのランニングシャツ(下着)など、テニスウェアらしくない物はダメで、ジーンズ系のウェアは現在でも使用禁止にしている大会がほとんどです。
  ただし、ウェアに関するルールは少しずつ改訂されています。

 例えば、昔は「長いスパッツ」だけで試合はできないので、スパッツの上にスコートや短パンをはかされました。ですが数年前から女子はロングスパッツだけでも試合ができるようになっています。

 また草大会などでは、日焼け対策として肌の露出しないウェアで試合をしている女性もいるし、冬場のベテラン大会などではセーターや長ズボンの着用が認められています。

 今年の全豪オープンで大坂なおみ選手がクラゲをモチーフにした個性的なウェアで会場入りをして話題となりましたが、テニスウェアに対する考え方は時代に沿って少しずつ変わってきているようです。

解説●岡川恵美子
17歳で全日本選手権を制覇して日本初の高校生プロとなる。グランドスラム(四大大会)では、全豪オープン3回戦進
出をはじめ、全仏オープンやウインブルドンの本戦に出場。現在はベテラン大会に挑戦しながら、ITF公認審判員、JTA公認審判員も務める。日本テニス協会理事。

構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2025年6月号より抜粋・再編集

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配信元: THE DIGEST

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