第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は現地3月14日(日本時間15日)に準々決勝の残り2試合が行なわれ、前回王者の日本はベネズエラに5対8で逆転負け。大会ワーストのベスト8で終戦した。もう1試合は、イタリアが強豪プエルトリコに8対6で勝利を収め初の4強進出。ベスト4のカードは、ドミニカ共和国vsアメリカ、イタリアvsベネズエラに決定した。
日本は先発の山本由伸が立ち上がりにロナルド・アクーニャJr.に先頭打者ホームランを打たれるが、直後に1番・指名打者でスタメン出場した大谷翔平の豪快なソロ弾で同点に追い付いた。
2回に再びベネズエラに勝ち越された日本は3回1死二塁から大谷が申告敬遠で歩かされて一、二塁にかわると佐藤輝明の右適時二塁打、さらに途中出場の森下翔太の3ラン本塁打で5対2と逆転に成功した。
だが5回にベネズエラのマイケル・ガルシアに2ランを打たれ1点差に縮まると、6回には4番手の伊藤大海が連打を浴び無死一、二塁からウィルヤー・アブレイユにライトスタンド上段に運ばれる痛恨の右越え3ランで再びベネズエラにリードされた。
日本は8回にけん制悪送球で1点を与え3点差に。最後まで1点が遠かった日本は大谷に打席が回るが、高々と打ち上げた打球は遊飛に倒れてゲームセット。メジャーの一流打者が名を連ねたベネズエラのパワーに屈し、連覇の夢は潰えた。
準々決勝のもう1試合は、プールB首位通過のイタリアが過去2度目の準優勝を誇るプエルトリコを撃破した。1次ラウンドで銀河系軍団アメリカを下し、4戦全勝と勢いに乗るイタリアは初回に失点するが、その裏に四球から3連続タイムリーと犠飛などで一挙4得点。4回にも2本の二塁打で4点を奪い8対2と大きくリードする。8回にプエルトリコに4点を奪われるが、リリーフ陣が踏ん張りイタリアが逃げ切り。今大会のダークホースが破竹の5連勝で初のベスト4進出を決めた。
準決勝は、ドミニカ共和国(プールD1位)vsアメリカ(プールB2位)が日本時間16日、イタリア(プールB1位)vsベネズエラ(プールD2位)が同17日に開催される。特にドミニカ共和国とアメリカが直接対決するカードは必見。両軍ともメジャーを代表するスーパースターが投打に揃っており、“事実上の決勝戦”と呼ばれる。野球ファン垂涎のプラチナカードと言っても過言ではない。
構成●THE DIGEST編集部
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