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アストンマーティン・ホンダは、中国GPも完走できず。アロンソ酷い振動に悩む……折原エンジニア「ドライバーの快適性は依然として課題」

アストンマーティン・ホンダは、中国GPも完走できず。アロンソ酷い振動に悩む……折原エンジニア「ドライバーの快適性は依然として課題」

アストンマーティン・ホンダは、F1中国GPの決勝レースで完走を目指したものの、結局は2台揃ってリタイア。ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、次の日本GPに向け、原因の調査を行なっていくと語った。

 開幕戦では走れないセッションも多かったアストンマーティン・ホンダ。しかし中国GPでは、土曜日まではトラブルフリーで走行。スプリントでも、下位であったものの完走を果たした。

 そして迎えた決勝レースでは、2台揃って完走を目指した。フェルナンド・アロンソは開幕戦に続いて好スタートを見せ、一気に10番手に浮上。しかしペースは優れず徐々にポジションを落としていく形となり、キャデラック勢と争うのがやっとという状況だった。

 そして9周目にはランス・ストロールのマシンが突如ストップしリタイア。アロンソはその後も走行を続けたが、34周を走ったところで振動が酷すぎるとして、リタイアすることを選択した。

「本日の中国GP決勝において、2台がリタイアという結果に終わったことは、決して満足できるものではありません」

 折原エンジニアはそうホンダF1のプレスリリースにコメントを寄せた。

「一方で、前戦メルボルンと比較して走行距離を伸ばすことができた点については、前向きに捉えています。スプリントを含む週末を通じて信頼性の改善は見られたものの、結果としてフルレースディスタンスを完走するには、まだ十分な信頼性が確保できているとは言えませんでした」

 前述の通りアロンソのリタイアの原因は、振動が酷すぎたことによって、アロンソが不快感を訴えたからであった。バッテリーへの振動は改善傾向にあるようだが、車体全体についてはまだまだということのようだ。

「振動については改善の傾向が見られるものの、ドライバーの快適性という観点では依然として課題が残っており、この点は次戦日本グランプリに向けた重要な改善ポイントになります」

 なおアストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックは、ストロールのリタイア原因について「バッテリーの不具合が疑われる」と説明している。しかし折原エンジニアは、バッテリーの問題だとは言及せず、この問題を特定するために調査を行なう必要があると説明するに留めた。

「ストロール選手のリタイアについては、9周目に何が起きたのかを特定するため、チームおよびHRC Sakuraと連携し、根本原因の調査を進めています」

「本日のレースでは複数のDNFやDNSが発生しており、2026年のレギュレーションが決して簡単ではないことを示しています」

「しかしそれが我々の信頼性やパフォーマンスに対する言い訳になることはありません。今後も改善に向けて全力で取り組んでいきます。まだ多くの課題を抱えていますが、そのひとつひとつに確実に向き合い、解決していくことが最優先事項です」

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