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【スターダム】羽南が吏南との姉妹対決制して2年ぶりシンデレラT制覇 ワンダー挑戦表明も王者・小波が黒スプレーで襲撃

【スターダム】羽南が吏南との姉妹対決制して2年ぶりシンデレラT制覇 ワンダー挑戦表明も王者・小波が黒スプレーで襲撃

『CINDERELLA TOURNAMENT 2026〜優勝決定戦〜』横浜武道館(2026年3月15日)
優勝決定戦 ○羽南vs吏南×

 羽南が吏南との姉妹対決を制し、2年ぶり2度目のシンデレラトーナメント制覇。鮮やかなシンデレラ姿になると、小波が保持するワンダー王座挑戦を表明した。だが、入場ゲートで待ち受けていた小波が羽南を襲撃。スプレーで顔面を黒く染めてシンデレラ姿を台無しにすると、「お前のシンデレラストーリーはこれでバットエンドだ。羽南、ジ・エンド」と言い放った。

 2年ぶりの優勝を狙う羽南は1回戦で向後桃、2回戦で八神蘭奈を破ると、準々決勝では今年1月にスターダム入団を果たしたばかりの伊藤麻希を撃破。今大会の第1試合で行われた準決勝では、進境著しいさくらあやから勝利をもぎ取り、決勝戦に駒を進めてきた。

 対戦相手は妹の吏南だ。両者は昨年のシンデレラトーナメント準決勝で対戦して吏南が勝利しており、羽南は涙ながらに「私が吏南から次は絶対勝ってやるから」と誓っていたが、1年越しにリベンジの機会を掴んだ。

 エルボー合戦で幕開け。吏南が場外戦に持ち込む。羽南がプランチャを狙ってコーナーに上がっても、気づいた吏南がエプロンめがけてのデッドリードライブを強行。場外で倒れ込む羽南に対し、エプロンからダイビングダブルニードロップを投下して先手を取った。羽南をリングアウト寸前まで追い詰めると、吏南は左腕に攻撃を重ねて圧倒する。

 歓声を浴びた羽南は決死の反撃で打って出るも、吏南は側頭部を蹴り飛ばし、払い腰を一閃。羽南も同じく払い腰を決めると、髪を掴んでにらみ合う。大技合戦で競り合うと、さらにエルボー合戦で気持ちと気持ちをぶつけ合った。

 羽南はブロックバスターで吏南を場外に追いやると、コーナーからプランチャを敢行。フェイマサーなど大技を連発した。このまま負けられない吏南は準決勝で天咲を下したハイドレンジアで絞め上げたものの、羽南も新兵器の変型コブラクラッチに捕らえて譲らない。スープレックスを連続で決めると、必殺のバックドロップへ。

 これを防いだ吏南は変型逆打ちで叩きつけると、ダイビングダブルニードロップを2連続で投下。再びハイドレンジアに絡め取る。羽南は執念で足をロープに伸ばすが、ならばと吏南は強烈なフロントハイキックからPinkDevilで叩きつける。粘る羽南もスキを突いてバックドロップでぶん投げた。あえてフォールせず、連発を狙うも、1回転して不時着した吏南はリバースゴリースペシャルを繰り出した。

 しかし、羽南はギリギリでキックアウト。場内が沸騰する中、吏南はコーナーに上がるも、気づいた羽南がバックドロップで叩き落とす。吏南はなおも奮闘するが、羽南はジャンピングハイキックからロコモーション式でバックドロップを2連続で繰り出した。吏南は勝負を捨てず、ジャックナイフ式エビ固めで押さえ込んだものの、キックアウトした羽南はリストクラッチ式バックドロップホールドで3カウントを奪った。

 羽南が1年前の雪辱を果たすとともに、2年ぶりシンデレラトーナメント制覇。2度目の優勝は史上3人目となった。

 羽南は「シンデレラトーナメント優勝したぞ!」と勝利の雄叫び。吏南に対して「決勝で会えたね」と話しかける。「私たちさ、たぶん、たぶんなんだけど、前すぎて覚えてないけど、第1回シンデレラトーナメント、家でサムライTVで一緒に観たのを覚えてる? そんなテレビで見ていたらうちらが決勝やってんだよ。嬉しいよ」と思いの丈を伝えると、「去年はさ、去年は準決勝で負けたからさ、今年は私が返したよ。まだまだ私たちライバルだよね」と続けた。「何か喋る?」と吏南に問いかけるも、吏南は無言でリングをあとに。羽南はその背中に「本当に楽しかったよ。ありがとうね」と感謝の言葉を送った。場内は「吏南」コールに包まれる。

 リングに残った羽南は「2度目の優勝だけど、連覇できなかったけど、またここから私が這い上がって、私がスターダムの真ん中になるから。見ててください」と宣言。シンデレラの証しとなるドレス姿になるためのお色直しに向かった。

 メインイベント終了後、鮮やかなドレス姿になり、満面の笑みで再登場。シンデレラトーナメント覇者は願い事が1つ叶えられるのが決まりだが、羽南は「私の願い事、決まっています。小波の持つワンダー・オブ・スターダムのベルトに挑戦することです」と宣言した。

 「小波は出てきてくれてないですよね。こういうところには出てこなそうなんですけど…。私はこの真っ黒いスターダムを変えます。私が白のチャンピオンになって、スターダムを照らします。だから、皆さん、私に期待しててください」と高らかに宣言。「2026年はシンデレラの羽南として、どんどんどんどん階段を駆け上がっていきますので、よろしくお願いします」と締めくくり、大会はハッピーエンドで幕を閉じる…と思われた。

 しかし、入場ゲート裏で待ち構えていた小波は、観客の声援に応えながら下がってきた羽南を襲撃。顔面に黒スプレーを噴射して、シンデレラ姿を台無しにすると、「お前のシンデレラストーリーはこれでバットエンドだ。羽南、ジ・エンド」と通告して、ハッピーエンドから一転、バッドエンドで今年のシンデレラトーナメントは終幕となった。

 泣き崩れながらも羽南は『私が小波からベルトを獲るから! 私がスターダムを照らす光になります!」と改めて断言。白いベルト挑戦の舞台を4・26横浜アリーナ大会に指定した。


【試合後の羽南】

※小波の襲撃を受けた直後にコメントスペースに現れると

▼羽南「ああ、もう。せっかく優勝して、せっかくこんなに綺麗にしてもらったのに。いつもこうやって壊されて、返しきれなくて、また壊されて、何も言えなくて、それが続いて…。悔しい、ずっと悔しいよ。でも、やり返せなくて…。でも、私がシンデレラになったから。私が小波からベルトを獲るから! 私がスターダムを照らす光になります!」

※ドレス姿の写真撮影を行ったあとに、改めてコメントを発表\n
――決勝の吏南戦を振り返ると?

▼羽南「死闘ってこれなんだっていうぐらいの死闘で。いつもの吏南との戦いとは違うし、私も私で最後リストクラッチ式のバックドロップホールドだったんですけど、それもなんとなくこれもいつか出したいなって考えてたヤツを出さざるを得なくなったというか。吏南のリバースゴリーも記憶がちょっとなくて、そこら辺の。そのぐらいもうボコボコだったんですけど、吏南とだからできたこの試合だと思うし、吏南でよかったなって思いますね、。このシンデレラトーナメント、私は戦ったのが向後桃、八神蘭奈、伊藤麻希、さくらあやだったんですけど、シンデレラではあって、ちゃんと若手が這い上がるための戦いではあったかもしれないですけど、私の中でのシンデレラじゃなくて。私が思うシンデレラって、もっと立ち向かうというか、そういうのがシンデレラだと思ったんですけど。それを決勝でやっとできたという感じはありますね。吏南とだからできた決勝だったと思ってます」

――最近の吏南選手の活躍をどんな風に見ていた?

▼羽南「嫉妬、嫉妬、嫉妬です。ずっと試合でも見せて、言葉でも見せて、SNSでも、全部この人には勝てないんじゃないかって思わせることを全部してくるのが今の吏南だと思っていて。負けたら負けたで、なんか言うことは絶対たぶんあるし、今の吏南は怖いものなしのイメージがあって。その吏南から今日ちゃんとこの決勝で勝てたということは、私の中でもメチャクチャ大きいことだと思います。そのぐらい強敵です」

――最後の言葉は吏南選手に届いたと思う?

▼羽南「届いていると思います。凄いシャイなので、振り向いてもくれないんですけど、それが吏南らしくていいかなって思ってます」

――前回優勝した時と進境の違いはある?

▼羽南「あります。前回はなんかもう必死。とにかく必死で獲ったシンデレラで、シンデレラがゴールという感じだったんですけど、今回は白いベルトを獲るということをゴールに始まったシンデレラで、たぶんそこから気持ちが違くて。前回よりかはちょっとだけ余裕があったシンデレラトーナメントだったなって。決勝にすべてを懸けた感が凄かったです。だから、そこが前と違うところだなと思います」

――小波選手については?

▼羽南「1回何が起きたかわからなかったんですけど。ステージから見ると、ここに(手を上に掲げて)モニターがあって、ここで自分の顔を確認して、『ああ、黒くなってる』って。なんかまたこうやって壊すんだなって。私が積み上げてきたものをまたこうやって壊されるんだなって思ったんですけど、次はその小波を壊すのは私しかいないと思うので。私が小波を壊して、白いベルトを奪ってやりたいと思います」

――その白いベルトを奪う舞台の希望は?

▼羽南「横浜アリーナです。もう、前回のシンデレラ取った時はBUNTAIだったんですけど、そこの白いベルトって『頑張ったね』っていう終わり方だったんですけど、今回は自分でちゃんと舞台を選んで、自分で獲りにいける試合ができたらと思ってます」

――吏南選手に対して、試合後に「ライバル」と言っていたが、昔からそういう気持ちだった?

▼羽南「ここ最近ですね。本当に今考えたらそうだったのかなと思うのは、今日とかも全力でぶっ壊しにいこうと思ったんですけど、吏南が学生ぐらいの頃までは、『学生だし、妹だし』みたいなのがたぶんどこかであって。吏南はわからないと思うけど、私はどこかで気を遣ってたのかなみたいなところがあったんですけど、今はもう本気で必死でメチャクチャ頑張らないと、私が壊されちゃうという危機感が凄いあるので。そこは凄い前と違うなって感じます」

――延髄蹴りやコブラクラッチなどこれまで使っていない技を使っていたが、新兵器?

▼羽南「そうです。シンデレラから使いたいなと思っていた技たちです」

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