『CINDERELLA TOURNAMENT 2026〜優勝決定戦〜』横浜武道館(2026年3月15日)
準決勝 ○羽南vsさくらあや×
さくらが羽南に敗れてシンデレラトーナメント準決勝敗退。それでも早くも来年を見据え、30代でのシンデレラトーナメント制覇を誓った。
NEW BLOODタッグ王者としてシンデレラトーナメントに臨んださくらは、1回戦でフキゲンです★に勝利。2回戦では「HANAKOvs姫ゆりあ」の勝者と対戦する予定だったが、この試合は両者リングアウト決着となったため、自動的に準々決勝へ。そして、大物食いを連発していた梨杏を撃破して、2回目の出場で初の4強入りを果たした。
シンデレラトーナメントの覇者は願い事を叶えてもらえるのが習わしだが、さくらは「やりたいことが2つある」と貪欲な姿勢を見せていた。
準決勝の相手はSTARSの羽南だ。両者はさくらの凱旋興行となった昨年の2・8神戸大会で一騎打ちして、羽南が勝利。さくらにとっては先輩超えの好機だった。
握手で試合はスタート。アグレッシブに動いた羽南が序盤戦を優勢に進める。後手に回ったさくらは得意のミドルキックで蹴り倒して逆襲。なおも蹴り技でたたみかけ、三角絞めに捕獲する。羽南はスリーパーで切り返してしつこく絞め上げたものの、耐え抜いたさくらはトラースキックを効果的に叩き込んで、両者大の字に持ち込んだ。
羽南は追尾攻撃合戦から後頭部にスライディングエルボースマッシュを叩き込み、足かけ式DDTで突き刺す。さくらの抵抗をものともせずにブロックバスターでぶん投げると、必殺のバックドロップへ。
決めさせないさくらはグラウンドに引きずり込み、三角絞めで絞め落としにかかる。羽南が大声援を背に脱出に成功しても、さくらはノーザンライトスープレックスやトラースキック、スピンキックなどで大技攻勢。セブンティーン狙いも押さえ込んで切り返すと、三角絞めを再び狙った。
羽南は押さえ込んで脱出すると、トラースキックやハイキック連打を受けても沈まず。ジャーマンスープレックスを食らっても肩を上げる。ならばとさくらは秘策のブルーミングドリーム(クロスアーム式ジャーマン)を狙うが、ロープに逃れた羽南は、起死回生のジャンピングハイキックを一閃。最後はバックドロップ2連発で3カウントを奪った。
ベスト4まで勝ち抜いたさくらだったが、準決勝で惜しくも敗戦。悔しさのあまり、たまらず涙を流し、「毎回泣いたらカッコ悪いし、毎回泣いてるなあって思うんですけど、勝手に涙って溢れてきますね。それぐらい自分が真剣にプロレスに、シンデレラトーナメントに向き合えたからこそ、溢れてくるんだと思います」とつぶやいた。それでも、「来年もたぶん出れますよね? 来年30なんですけど、出れますよね? 今年、いっぱいおったし、30代」と早くも来年のシンデレラトーナメント出場を見据えると、「私は30代のシンデレラ、来年諦めません」とトーナメント制覇を誓ってみせる。さらに、「3月25日で私はデビュー3周年となります。『NEW BLOOD 30』でもやりたいカード、私の中で決まってます。このあと、フューチャーしっかり見届けます」とフューチャー王座獲りも視野に。
今大会で八神蘭奈がフューチャー王座を獲得し、次期挑戦者にさくらを指名したため、早くも次なるチャンスを掴む形となった。
【羽南の話】「決勝進出しました! さくらも凄いね。凄いけどさ、ちょっと今、さくらのことをあんまり言っている余裕はないんだけど、今さ、なんかいろんな気持ちなんだろうなっていうのは凄くわかるの。さくらのこと見ててね。だけどさ、自分より光っているものが目に入ったら、自分のほうがもっと輝いているってことをもっとわかったほうがいいね。さくら、メッチャ凄いから。私の相手はフューチャーにいくことが多いね。八神だったり。まあ、頑張って。私も頑張るから。決勝、誰になるかわからないから(試合を)見てくるけど、私しか今年のシンデレラはいないからね。楽しみにしててください」
【さくらの話】「シンデレラトーナメント2026、羽南さんに勝つことができませんでした…。自分はシンデレラになって叶えたいことが欲張りなんで3つあったんですよ。そのうちの1つは、NEW BLOODタッグベルト、フューチャーという若手のベルトに関することで。羽南さんはフューチャーもNEW BLOODタッグベルトも巻いていて、本当に自分が超えないといけない壁で。私は羽南さんと飯田さんが持つNEW BLOODタッグの最多防衛記録をさくららで絶対に塗りかえたい。そして、期限3年ギリギリまで持って、さくららで返上したい。wing☆goriを超える若手タッグになるって、今日負けて改めて決意しました。やっぱり毎回泣いたらカッコ悪いし、毎回泣いてるなあって思うんですけど、勝手に涙って溢れてきますね。それぐらい自分が真剣にプロレスに、シンデレラトーナメントに向き合えたからこそ、溢れてくるんだと思います。来年もたぶん出れますよね? 来年30なんですけど、出れますよね? 今年、いっぱいおったし、30代。私は30代のシンデレラ、来年諦めません。そして、3月25日で私はデビュー3周年となります。『NEW BLOOD 30』でもやりたいカード、私の中で決まってます。このあと、フューチャーしっかり見届けます」

