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シナーがメドベージェフとの接戦を制しBNPパリバOP初優勝! ハードコート開催のマスターズ完全制覇は史上3人目の快挙<SMASH>

シナーがメドベージェフとの接戦を制しBNPパリバOP初優勝! ハードコート開催のマスターズ完全制覇は史上3人目の快挙<SMASH>

男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズ「BNPパリバ・オープン」(3月4日~15日/アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)は、大会最終日の現地15日にシングルス決勝を実施。第2シードで世界ランキング2位のヤニック・シナー(イタリア/24歳)が、第11シードで同11位のダニール・メドベージェフ(ロシア/30歳)を7-6(6)、7-6(4)で下し、同大会初制覇並びに今季初優勝を飾った。

 この結果シナーは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現3位)とロジャー・フェデラー(スイス/元1位)に次いで、四大大会に次ぐマスターズ1000のハードコート6大会を全て制覇した史上3人目の選手となった。また昨年11月の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ハード)に続き、1990年の同カテゴリー創設以来初となる、2大会連続で失セット0の優勝を達成した。

 試合は序盤からメドベージェフが、準決勝で今季負けなしだった王者カルロス・アルカラス(スペイン/22歳)を破った勢いそのままに攻撃的なプレーを披露。サービスキープを続けながらシナーにプレッシャーをかけていく。

 対するシナーは第7ゲームで2本のブレークポイントを握るも生かせず、同ゲーム終了後にはテーピングでの右足首保護を目的にメディカルタイムアウトを取得。プレー再開後も両者共にブレークのないままタイブレークにもつれこんだが、これをシナーが制し、接戦の末に第1セットを先取した。

 第2セットも両者サービスゲームを落とさず、この日2度目のタイブレークへ。ここでは0-4と劣勢に立たされたシナーだったが、そこから驚異の7ポイント連取で逆転に成功し、1時間55分の激闘に終止符を打った。
  昨年11月の「Nitto ATPファイナルズ」(シーズン最終戦)以来となるタイトルを獲得したシナーは試合内容を振り返りつつ、次のように喜びを語った。

「自分を信じながら、攻め続けた。第2セットのタイブレークではいつもよりも少し積極的にショットを打っていくようにした。もしファイナルセットに突入していたらまたイーブンの状態でスタートすることになるから、第2セットで試合を決めたかった。ハードなトレーニングを積んできたし、結果には満足している。ここにいるチームメイトや友人たちとこの瞬間を共有できて、素晴らしい結末になった」

 大会後に更新される世界ランキングでシナーの順位に変動はないものの、1位のアルカラスとの差は3150ポイントから2200ポイントに縮まる見込み。今後7週間で、その差をさらに詰めるチャンスがある。昨季はドーピング違反に伴う3カ月の資格停止処分によりマイアミ・オープン、モンテカルロ・マスターズ、マドリード・オープン(いずれもATP1000) を欠場しており、今季はこれらの大会で勝ち進めばポイントを上積みできるからだ。

 体力面は少々気掛かりだが、この後のマイアミ(3月17日~29日)でも24歳がどのようなプレーを見せるのか注目だ。インディアンウェルズとの“サンシャインダブル”達成にも期待がかかる。

文●中村光佑

【動画】シナーVSメドベージェフの「BNPパリバ・オープン」決勝ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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