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WBC準決勝“疑惑の一球”をジーターが非難「次回は“ロボット審判”の導入が確実」「あんな形で試合が終わるのは見たくないよ」

WBC準決勝“疑惑の一球”をジーターが非難「次回は“ロボット審判”の導入が確実」「あんな形で試合が終わるのは見たくないよ」

第6回ワールド・ベースボール・クラシックは現地3月15日に準決勝が行なわれ、アメリカがドミニカ共和国を2対1で破り、3大会連続の決勝進出を決めた。試合後、WBC出場経験を持つ米球界のレジェンドが“疑惑の一球”について苦言を呈した。

 得点は両チームともソロ本塁打による得点のみ。スコアだけを見れば、僅差のゲームをアメリカがモノにした...に見えるが、米放送局『Fox Sports』で特別解説を務めていた元ニューヨーク・ヤンキースの主将デレク・ジーター氏は「次回のWBCでは、チャレンジシステム(自動ボール・ストライク判定システム=ABS)が導入されることがほぼ確実だ」と言及。いわゆる「ロボット審判」の必要性を訴えた。
  ジーター氏が注目したのは、試合終了を決定づけたアメリカの最後の1球だ。アメリカが1点リードで迎えた9回2死、同点のランナーを三塁に置いてドミニカ共和国の9番ヘラルド・ペルドモは、最速168キロを誇るアメリカの守護神メイソン・ミラーとの勝負を7球までファウルなどで粘っていた。そして8球目、ストライクゾーンを外れた低めのスライダーだったが、主審はストライクの判定を下し、ペルドモは見逃し三振に倒れてゲームセットとなった。

 フルカウントから低めの変化球を見送り、一塁に歩きかけたペルドモはストライク判定に両手で頭を抱えて抗議。ベンチにいたフアン・ソトは両手を広げ、ブラディミール・ゲレーロJr.は嚙んでいたガムを投げ捨てるほど、怒りの形相をみせたが判定は覆らず。物議を醸す終わり方だった。

 Foxでも生中継されたこの試合、ジーター氏は「あのような形で試合が終わるのは見たくないよ」とコメント。チャレンジシステムの導入により、今後のWBCではより正確なジャッジに期待を寄せた。

 一方でジーター氏は「米国チームに称賛を送りたい」とも言及。「アメリカ代表は優れた投球を見せただけでなく、2本のホームランを放ち、素晴らしい守備も披露した」と話し、チームの総合力を高く評価した。アメリカは先発のポール・スキーンズが5試合51得点を挙げるドミニカ強力打線を5回途中6安打1失点と粘投。さらに救援陣が4.2イニングを投げ、2安打無失点、1四球6奪三振の好投を見せ、5投手によるリレーが勝利の鍵となったことを強調した。

 両軍メジャーの超一流選手が揃った今大会屈指の黄金カード。試合は1点を巡る素晴らしい攻防戦が終盤まで続いたが、最後の最後で生まれた“疑惑の一球”によりMLBレジェンドにとって後味の悪いものになってしまったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】疑惑の“ストライクコール”となった最後の1球
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配信元: THE DIGEST

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