3月5日に開幕したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も佳境を迎え、残すは準決勝1試合と決勝のみとなった。アメリカ代表は日本時間18日の決勝に駒を進めた一方で、NBAのミネソタ・ティンバーウルブズは、初の4強に進出したイタリア代表を応援しているという。
ウルブズが一見関係なさそうなイタリアに注目しているのは、アシスタントコーチ(AC)を務めるマイカ・ノリの息子が同国代表で出場しているからだ。
ノリACの息子、ダンテ・ノリ外野手は今大会、イタリア代表の9番バッターとして全試合に先発出場。現在21歳でフィラデルフィア・フィリーズ傘下に所属する売り出し中の選手だが、ブラジルとの初戦では2本のホームランを放つなど、5試合を通じて16打数7安打、打率.438の活躍を見せている。
「私の家族はもちろんのこと、チーム全体もダンテの試合に注目しています」とノリAC。
「信じられない話ですが、本当にたくさんの人が熱狂しています。ヘッドコーチも大のファンだし、ダンテの試合を観戦している動画や写真を送ってくれる人がどれほど多いか、言葉では言い表せません」と喜びを語った。
ノリ一家は3世代続く野球家系で、ダンテの祖父(フレッド・ノリ)、そして父のマイカともにインディアナ大の野球部で活躍した。マイカはNBAでコーチ職に就く前は母校で野球の打撃コーチも務めたほど。その後バスケットボールの道に進み、今季までNBA5球団で16年間ACを任される名コーチとして名を馳せている。
幼少期から父の下、競技は違えどプロ選手が身近にいる環境で育ってきたダンテは、「人生を通じて、多くの素晴らしいNBA選手たちと接する中で、彼らの話に耳を傾け、その仕事への姿勢を見たり、彼らがその地位にたどり着くために何をしていたかを目の当たりにしたことは、大きな助けになった」と語る。
イタリア代表は準決勝で、日本を下して勝ち上がったベネズエラ代表と激突。これに勝てばアメリカとの決勝となるだけに、ノリ一家やウルブズのメンバーも熱視線を送っていることだろう。
構成●ダンクシュート編集部【画像】侍ジャパン、準々決勝でWBC敗退… 大谷の”先頭打者HR返し”で始まりベネズエラの強力打線に食らいつくも一歩及ばず…|WBC 準々決勝 日本 5-8 ベネズエラ
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