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WBC準決勝後の記者会見室で起きた感動シーン イタリア、ベネズエラ指揮官が熱いハグ「最高の瞬間の一つだ」

WBC準決勝後の記者会見室で起きた感動シーン イタリア、ベネズエラ指揮官が熱いハグ「最高の瞬間の一つだ」

第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝が現地3月16日(日本時間17日)に行なわれ、ベネズエラがイタリアに4対2で逆転勝ちを収め、初の決勝進出を決めた。試合後の記者会見には両軍の指揮官が熱いハグで言葉をかわす場面があった。

 1次ラウンドではアメリカを撃破する番狂わせを起こし、準々決勝では過去2度の準優勝を誇るプエルトリコを破り初のベスト4に進出したイタリア。意気揚々と夢の舞台を目指したが、あと一歩及ばなかった。

 2回にイタリアは相手先発の3連続四球などで2点を先取。先発のアーロン・ノラが4回にエウヘニオ・スアレスに打たれたソロ本塁打の1点だけに抑える粘投をみせる。5回以降は2番手のマイケル・ロレンゼンがベネズエラの強力打線を抑えていたが、7回に2死から4連打を浴び3失点。完全に息を吹き返したベネズエラの勢いを止めることができず、打線も3回以降はスコアボードにゼロが刻まれた。

 最後の打者が三振に仕留められると、選手たちはベンチで呆然。グラウンドを見つめ、立ち上がることができなかった。それでも試合後には、ベンチから出てきて次々と選手たちは労いのハグと拍手をかわした。メジャーのマイナー選手も多いなか、1次リーグから怒とうの5連勝で準決勝まで駆け上がり、旋風を巻き起こしたアッズーリ(イタリア代表の愛称)に球場のファンから万雷の拍手が鳴り止まなかった。
  試合後、チームを率いたフランシスコ・セルベーリ監督は「この舞台で戦えたことを誇りに思う」と語り、「イタリアがここまでの結果を残すとは誰も予想していなかったでしょう。彼らはまさに王者です。信じられない偉業を成し遂げた」と選手達を称えた。

 そのあと、記者会見室に入ってきたベネズエラのオマル・ロペス監督と少し言葉をかわした指揮官は健闘を称え合うかのように熱い抱擁をして部屋を出た。この一連の場面を自身のスマートフォンで撮影したMLBのフランシス・ロメロ記者は「ワールド・ベースボール・クラシック最高の瞬間の一つだ」と賛辞を送った。

 全米野球記者協会(BBWAA)に所属する敏腕記者も感動した両軍の激闘。決勝に駒を進めたベネズエラは初優勝をかけ、強敵アメリカと相まみえる。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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