ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)連覇を目指した侍ジャパンは、3月15日に行なわれた準々決勝のベネズエラ戦に敗れてベスト8敗退。優勝候補の一角と目されながらも、悔しい結果に終わった。
そんな今大会の中で、大きな注目を集めているのが吉田正尚だ。海外メディア『DOSE.CA』は「WBCでの吉田正尚の特大ホームランがアレックス・コーラの状況を複雑にする」と題した記事の中で、熾烈を極める外野のポジション争いについて、「1つのポジションに4人も選手がいるなんて、それだけで既に頭が痛い。指名打者があって本当に良かった」と記述。そのうえで、WBCの韓国戦とオーストラリア戦で本塁打を放つなど、目を見張る活躍をした吉田をこう称える。
「WBCはヨシダの存在を改めて私たちに思い出させた。ここ2年間不調が続いていたこの日本人選手は、打撃で好成績を残し、日本代表の守備にも貢献していた」
そして所属するボストン・レッドソックスにはセダン・ラファエラ、ウィルヤー・アブレイユ、ロマン・アンソニー、ジャレン・デュランという4人の外野手が在籍。彼らと日本人スラッガーを比較しつつ「もちろん、吉田は他の4人よりも有利なスタートを切ったわけではない。誰もがそれを知っている。出場機会を得るためには、彼は懸命に努力しなければならないだろう」としながらも、台頭への期待感を次のように伝えている。
「彼が本来の実力を発揮すれば、レッドソックスは彼をベンチに座らせておく余裕はなくなるだろう。ラファエル・デバースとアレックス・ブレグマンを数か月のうちに失った後ではなおさらだ」
加入初年度こそ87試合に出場するも、ここ2シーズンはケガに苦しみ満足に試合に絡めていない状況だ。国際大会で本来の輝きを取り戻し、レッドソックスでもレギュラー争いに食い込めるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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