小栗旬が年内公開の日米合作映画「バッド・ルーテナント:トウキョウ」で、ハリウッド女優リリー・ジェームズとダブル主演する。
同作は1992年の「第45回カンヌ国際映画祭」で話題になった映画「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」(アベル・フェラーラ監督)を元に、バイオレンスの巨匠・三池崇史監督が東京を舞台に新たな形で生まれ変わらせたもの。今作が三池監督のハリウッドデビュー作となる。
自暴自棄な生活を送る警部補の矢吹(小栗)と、来日した米FBI捜査官グエン(リリー)の思惑が東京の街で複雑に絡み合う物語。矢吹はダークでセクシーな、史上最悪の汚職警官という役どころだ。
日本からは間宮祥太朗、野村周平、西野七瀬、舘ひろし、岩田剛典、國村隼ら豪華キャストに加え、米女子プロレス界のスター、リヴ・モーガンも出演する。
さらに米アカデミー賞で作品賞・監督賞など4冠を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」などを手掛けたアメリカの映画製作・配給会社、NEONが北米並びに全世界配給を担うという大作だという。
小栗は2021年公開の「ゴジラVSコング」でハリウッドデビューしており、5年ぶり2度目のハリウッド作品になる。
小栗は2023年に所属事務所トライストーン・エンタテイメントの2代目代表取締役に就任。俳優業との二刀流で多忙なはずである。しかしNetflixで配信中の日韓共同制作ドラマ「匿名の恋人たち」のほか、年内にNetflixで配信予定の「ガス人間」でも主演している。
「家族とともに移住し、オーディションを受けて『ゴジラVSコング』で念願のハリウッドデビュー。しかし、セリフも登場時間も少なく、かなり雑な扱いに終わって悔しがっていました。ハリウッド再挑戦の機会をうかがっていたわけですが、今回は日本側も製作サイドに大きく関わっている。さらに、国内での撮影だということもあって、『バッド・ルーテナント』で念願のハリウッド再挑戦を果たすことに。そこで世界独占配信が基本のNetflix作品で海外に名前を売ろうと、土台作りをしていたと思われます」(映画業界関係者)
映画がヒットすれば、小栗の悲願成就となりそうだ。
(高木光一)

