『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.38ー初代タイガーマスク45周年記念プレ大会ー』後楽園ホール(2026年3月19日)
○タイガーマスク&TAKAみちのくvs日高郁人&関札皓太×
引退を控える4代目タイガーが元ライバルのTAKAと合体。好連係を駆使して関札を撃破すると、揃って一騎打ち実現を熱望した。
今年7月に引退を控える新日本プロレスのタイガーが4大会連続でストロングスタイルプロレス参戦。みちのくプロレス時代に抗争を繰り広げ、新日本マットでも戦ってきたライバルのTAKAとタッグを結成し、日高&関札と対戦した。日高もUFO旗揚げ戦で一騎打ちを行い、みちのくプロレスで抗争を展開するなどタイガーとは因縁があり、昨年9月の後楽園大会以来の対戦となった。
タイガーは日高とスピーディな先制争いで火花。日高を上手く場外に追いやると、トペの構えに。しかし、関札が背後から奇襲すると、TAKAも場外に排除し、プランチャを敢行して先手を取った。その後は日高&関札がタイガーを攻め込む展開に。客席からはタイガーに声援が飛んだものの、日高はマスク剥ぎを仕掛けていく。
ピンチを耐え抜いたタイガーは風車式バックブリーカーを日高に決めて反撃に成功。タッチをもらったTAKAが相手2人を手玉に取り、日高をジャストフェイスロックに捕らえる。ならばと日高もアイルビーバックからニールキックを見舞うと、関札もセカンドロープに飛び乗っての反転式フライングボディアタックなどで追い討ちに出た。
しかし、TAKAは串刺しジャンピングニーでペースを奪うと、タイガーと連係へ。流れるようにカニバサミ→キャメルクラッチ→顔面低空ドロップキックと連続攻撃を決めた。関札が反撃を狙っても、ソバット&フロントハイキックで鎮圧する。その後、TAKAのフロントハイキックがタイガーに誤爆すると、一転して日高&関札が猛攻に出るも、関札のダイブ攻撃はTAKAが妨害。タイガーは起死回生の雪崩式ダブルアームスープレックスを決めると、チキンウイングフェースロックに捕獲する。TAKAもジャストフェイスロックで日高を分断し、好連係で勝利した。
かつてのライバル2人が初代タイガーマスクのリングで快勝。試合後、タイガーとTAKAは互いに健闘を称え合い、グータッチを交わした。バックステージでTAKAは「もう絡むことないと思っていたけど、こうやって新日本プロレスでも組んだことねえタイガーマスクと組めたのも佐山先生のおかげかなと。20年以上いろいろあって、時として憎き敵としてやってきた。組んだこともある。最後かどうかわからねえ。でもこうやってタッグを組めたことにはホント嬉しく思う」と感慨深げ。「先に引退しちゃうというのが名残惜しい部分もあるし、もう1回、2回、戦いたかったところもあるけど、どこで何があるかわからないし。今日は組めてよかったと思います」と語った。
一方、タイガーも「僕はこのタイガーマスクとしてプロレスラーになった時に初めてTAKAみちのく選手が噛みついてきてくれて。だから、僕は正直、TAKAみちのく選手がいなければ、僕はいないと言っても過言ではないぐらい。僕は本当にTAKAみちのく選手に引っ張ってもらったし、プロレスを教えてもらったし。本当にいろいろ思い起こせば感慨深い」とコメント。「まだ終わったわけじゃないし。まだこれから僕も7月まであるしね。その間、シングルもできるかもしれない。どこかでチャンスがあればね。それを僕もケジメとしてやっておきたいと思うしね」と一騎打ち実現に意欲を見せると、TAKAも改めて「最後にまたやりたい」と対戦を熱望していた。
【試合後のタイガー&TAKA】
▼TAKA「もう絡むことないと思っていたけど、こうやって新日本プロレスでも組んだことねえタイガーマスクと組めたのも佐山先生のおかげかなと。20年以上いろいろあって、時として憎き敵としてやってきた。組んだこともある。最後かどうかわからねえ。でもこうやってタッグを組めたことにはホント嬉しく思うんで。ちょっと先に引退しちゃうというのが名残惜しい部分もあるし、もう1回、2回、戦いたかったところもあるけど、どこで何があるかわからないし。今日は組めてよかったと思います」
▼タイガー「自分の中でタッグを組むならTAKAみちのくしかいないなと僕は思いました。彼は僕より歳は下だけど、キャリアからしたら大先輩。僕はこのタイガーマスクとしてプロレスラーになった時に初めてTAKAみちのく選手が噛みついてきてくれて。だから、僕は正直、TAKAみちのく選手がいなければ、僕はいないと言っても過言ではないぐらい。僕は本当にTAKAみちのく選手に引っ張ってもらったし、プロレスを教えてもらったし。本当にいろいろ思い起こせば感慨深いというか。もちろん、みちのくでは戦って、組んで、戦って。新日本ではまた戦ってとやってきたけど、もうお互い手の内はわかっているしね。彼の考えていることもわかるし。やはり大先輩だし、プロレスは本当に一流だしね。本当に今回タッグを組む時に一番最初に僕が頭に浮かんだのはTAKAみちのく選手でした。こうやってタッグが組めて。新日本じゃなかったけども、僕はどこでもいいんです。どこでもいい。TAKAみちのく選手とこうやって組めて、試合ができて。まだ終わったわけじゃないし。まだこれから僕も7月まであるしね。その間、シングルもできるかもしれない。どこかでチャンスがあればね。それを僕もケジメとしてやっておきたいと思うしね。先ほど言ったけど、TAKAみちのく選手がいなければ、僕はいないわけだから。ある意味、サスケさんもそうだけど、プロレスの先生ですよね。お互い歳は重ねたけど、昔のような激しいスピード感のある試合を、もちろんやれと言われたって、なかなかそれはどう考えたってあれだけど、それじゃないプロレスというものができるし。なぜなら彼はパンクラスにも出ているわけだし、かつてね。シューティングにも正直練習に来てたしね、昔。そういう部分では、佐山先生の遺伝子も少しあるし、そういう試合だってできるわけだから。いろんなスタイルができるわけですよ。幅は広がっているんじゃないかなと僕は思います」
▼TAKA「最後にまたやりたいね」

